津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■「其方」とはどなた?

2024-09-10 06:41:47 | オークション

【深和】細川三斎 消息軸装「花形茶碗の文」真筆(細川忠興 三斎流 茶人 千利休 戦国武将 戦国大名 中世古文書)

   

 大変な人気ぶりで多くに方々が応札しておられる。出品者により以下のような釈文が紹介されているが、( )の文字が欠落している。
「其方」とあるから家臣かと思ったがが、「恐々謹言」とあるから頭がこんがらがってしまう。

三斎自筆とは考えにくく、祐筆の筆によるものだと思われる。

           もし今度茶
         会もとまいらせ候、其方
         花形の茶碗(を)
         かし(可)給候、すき
         すみ上しらせ
         可申候、恐々謹言

         十一月廿日 三斎(花押)

コメント
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