津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■さかしまの本

2024-06-09 06:51:13 | 徒然

 南九州は梅雨入りしたようだ。夕方からポツ/\していた雨は夜分には本降りになっていたらしい。
今朝は雨音で目が覚めた。

 私のデスク回りは毎度のことで本や資料が山をなしている。
昨日は一応所定の位置に御引取り戴こうと本をもとの位置に戻した。
そんな中、ニ三冊の本が逆さまになっている。これも天地を正しく。なんだかそんな句があったと記憶しているが梅雨に絡んだ句だった。
「歳時記」を取り出して眺めてみると、林 翔という方に次の句があった。

       書架の書の一つ逆しま走り梅雨   翔

「さかしま」という言葉はこういう使い方がある。

うっすらと空に明るさが増し、雨も上がったようだ。熊本の梅雨入りは月半ばになるのではないか。
「さかしま」にならないように、歳時記を本棚に戻した。今日は蒸し暑い一日になりそうである。

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