津々堂のたわごと日録

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■建築文学傑作選 (講談社文芸文庫)

2017-05-29 19:57:20 | 建築
  建築文学傑作選 (講談社文芸文庫)
 
       講談社


ほとんど現役引退の建築士ですが、図書館に出かけると「新建築」などを手に取って眺めていますよ。
こんな本の存在を知ると、大いに食指が動きます。非常に興味があり読書後数冊の本を購入するということになりそうな気がしています。


内容説明

建築学科の必読書は谷崎「陰翳礼讃」であるという。文学と建築。まったく異なるジャンルでありながら、そのたたずまいやなりたちに文学を思わせる建築、そして構造、手法に建築を思わせる文学がある。構成、位相、運動、幾何学、連続/不連続―日本を代表する建築家が選び抜いた、既存の読みを覆す傑作“建築文学”十篇。

著者紹介

青木淳[アオキジュン] 
1956・10・22~。建築家。1982年、東京大学工学部建築学科修士課程修了。磯崎新アトリエに勤務後、91年に青木淳建築計画事務所設立。個人住宅を始め、青森県立美術館に代表される公共建築、いくつものルイ・ヴィトンの商業施設など作品は多岐にわたり、世界的な評価を得ている。99年に日本建築学会作品賞、2004年度に芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。15年には読売新聞読書委員を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

ルイ・ヴィトンビルの設計などで世界的に知られた建築家・青木淳氏が厳選する、、建築文学の傑作10篇。建築学科の必読書は谷崎「陰翳礼讃」であるという。
文学と建築。まったく異なるジャンルでありながら、そのたたずまいやなりたちに文学を思わせる建築、そして構造、手法に建築を思わせる文学がある。
構成、位相、運動、幾何学、連続/不連続――日本を代表する建築家が選び抜いた、既存の読みを覆す傑作“建築文学”十篇。

収録作品
須賀敦子「ヴェネチアの悲しみ」
開高健「流亡記」
筒井康隆「中隊長」
川崎長太郎「蝋燭」
青木淳悟「ふるさと以外のことは知らない」
澁澤龍彦「鳥と少女」
芥川龍之介「蜃気楼」
幸田文「台所のおと」
平出隆「日は階段なり」
立原道造「長崎紀行」


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