津々堂のたわごと日録

■「季節柄の赤穂義士物」地図散歩

              

 11月の史談会例会に、山鹿市にお住いで(財)中央義士会の理事をされているM様のご出席をいただいていた。
名刺交換をした後、ぜひ当会で赤穂義士に関わる講演をお願いしたところだった。
昨日、「切絵図・現代図であるく江戸東京散歩」を眺めていたら、巻末に近いところに「古地図で楽しむ忠臣蔵の世界」が4頁にわたり掲載されていたので見入ってしまった。

 私は中央義士会監修・発行の「赤穂義士の引揚げ」という書籍を持っているが、引っ越し以来、行方知れずのこの本をおおごとして捜索、ようやく見つけ出して久しぶりに拝見したという次第である。これも大変詳しく凱旋のルートが紹介されている。
頁をめくっていたら、「刊行に寄せて」に、先の山鹿のMさまが「山鹿も勉強します」という一文を乗せられていてビックリしてしまった。
山鹿は「堀内傳右衛門覚書」を著した堀内傳右衛門が、義士の遺髪を収めた日輪寺があるところであり、お話によると熱心な会員の方々が集まられて顕彰に励まれているとお聞きした。


 付けたし
赤穂浪士はこと成就して泉岳寺へ向かう途中、旧浅野家藩邸(現・聖路加病院一部)近くを通ったと認識していたが、どうやらこれは私の間違いで、当時あった「軽子橋」は廃橋となっており、これを渡った後対岸から旧藩邸を拝んだというのが正解らしい。直進すると築地本願寺である。
知らない土地ながらも、地図散歩はなかなか楽しい。

   

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