今朝は一番に病院に行く予定にしていたが、すっかり忘れて朝食をとってしまった。
今日という日を予約していたわけではないが、今日は検査日で「朝食抜き」という指示があったのだ。
仕方がないから、明日に変更して早々に散歩に出た。
今日は少しコースを変更して歩こうと思い、錦ヶ丘公園を目指すことにした。
歩いているとあるアパートの足元の植込み部分に「すべりひゆ」の大塊を二つ・三つ発見した。
実は昨日の早朝番組所ジョージの「目がてん」をみていたら、食物になる野草を特集していた。
この番組は大好きで欠かさず見ているのだが、里山を開墾して「科学の森」をつくり実験農場として様々な成果を上げ、森や川の再生のヒントを与えている。
環境省が主催する【第8回グッドライフアワード】において、『実行委員会特別賞 環境アート&デザイン賞』を受賞したという実績がある。
日本テレビの「ダッシュ村」などと同様、傾向を同じくする企画である。
この番組の中で取り上げられたのが「すべりひゆ」「おおばこ」「ドクダミ」の三種である。
これらの植物は近世史の上に於いても、飢餓の時の食物としても知られている。
とくに「すべりひゆ」は、今でも地方の飲食店などで「お浸し」として見受けることが出来る。
この写真のようなものでも、きれいに洗い、そのまま茹でて4~5センチにざっくり切ってカツオブシをかけてお浸しにするのである。
戦後の食糧難の時代にも、「さつまいもの茎・葉」は食べたことがあるが、「すべりひゆ」は食べたことがない。
番組の司会者がいわく、食糧難の時に備え覚えておきましょうといつていたが、ずいぶん依然何かの番組で乾燥保存もよいと言っていたことを思い出す。
所ジョージもこれを食して「うまい」と声を上げていた。
今日発見したこの「すべりひゆ」、さすがに抜いて持ち帰る訳にも行かず、昨日の番組を思い出しながら40数分の汗だくの散歩となった。