Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

ルーベンス展―バロックの誕生

2018-11-11 01:40:53 | Weblog
国立西洋美術館 2018年10月16日~2019年1月20日

 ルーベンス名品展、ではなくイタリア滞在に焦点をあてた美術史的な展覧会だった。イタリア絵画も結構出ている。西洋美術って基本筋肉体操なんだな。肉付きのいい人が多く描かれていてダイエットしなくてもいいかもと思った(まちがい)。ルノワールみたいだなと思ったらルノワールのルーベンス愛についても触れられていた。
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京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ

2018-11-04 00:46:07 | Weblog
東京国立博物館 2018年10月2日~12月9日

 デュシャン展も京都大法恩寺展も意義はあるけど、平成館の二階を分け合ってるのに二つ別々に一人前の値段(セット券があるとはいえ)とるのはちょっとげせない。行快、肥後定慶の作風、慶派マニエリスムって感じ。快慶の十大弟子像、玉眼も入って、こんな人実際いるよねという感じになっている。肥後定慶の作風覚えられたような気がする。
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マルセルデュシャンと日本美術

2018-11-04 00:40:41 | Weblog
東京国立博物館 2018年10月2日~12月9日

 フィラデルフィア美術館所蔵品によるすばらしいマルセル・デュシャン展。名品による比較的な日本美術展がついてるけど基本的にはマルセル・デュシャン展。ガラスケースの中のトランク(デュシャンが自分の作品の縮小レプリカをまとめた)の大ガラス越しに別の作品が見えたりして楽しい。
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中国近代絵画の巨匠 斉白石

2018-11-04 00:32:31 | Weblog
東京国立博物館 2018年10月30日~12月25日
京都国立博物館 2018年1月30日~3月17日

 中国でもしかしたら一番有名な画家かもな人。斉白石が初代名誉院長だった北京画院所蔵の作品で、まとめてみられるのはいいが、これは本当に斉白石の画業を代表しているのか? 微妙に伊藤若冲の筋目描きに近いむらができてるところがあって、墨と紙の問題なのと、八大山人とかに筋目描ぽいものないか探すべきだなと思った。細かい虫の描写とかもしてるんだ。
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谷文晁の世界

2018-11-04 00:12:21 | Weblog
ギャラリー千寿 2018年11月2日~4日、11月9日~11日、11月16日~18日

 古い長屋を改築したギャラリーカフェ的な展示 文晁の若書きもある。掛軸の前にアクリル板を置いて近くで見られるようにしてあって見やすい。敷地内に富士塚もあります。
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西湖憧憬―西湖梅をめぐる禅僧の交流と15世紀の東国文化―

2018-11-03 00:58:56 | Weblog
神奈川県立金沢文庫 2018年9月22日~11月11日

 金沢八景は瀟湘八景に由来するけど、相州金沢は西湖にも重ねられていた(てことは金沢文庫って瀟湘八景の展覧会もできるんじゃ?)。そして西湖のほとりに庵を結んで鶴を友に梅を愛した林和靖から西湖=梅という結びつきがあるところに称名寺に杭州から移植した西湖梅があって、それにちなんで作詩があって禅僧の交流があって、室町時代には西湖図が描かれるようになってそれが江戸時代まで受け継がれる。結構江戸時代の西湖図が出てて私トクだった。展覧会には江戸でも雪舟とのつながりが見える雲谷派の作品が出てたけど、雲谷派、狩野派以外の画家も曾我蕭白とか西湖描いている。絵画のテクニックがあて庭園図ぽくもある絵図も面白かった、
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野口小蘋―女性南画家の近代―

2018-11-03 00:39:35 | Weblog
実践女子大学香雪記念資料館 2018年10月8日~12月1日

 小さい会場の割には見ごたえがあってよかった。「美人読書図」が背景に鉢植えの蘭とか本とか文人ぽい道具があって、圓窓があって、柱にかけた扇の水墨画に隠し落款があって、梅を見てるというふうにモチーフが折り重なってて面白い。若い女流画家としての処世って大変だったんだろうな。そして素封家と当時にしては遅い結婚して子供産むけど、旦那は商売がうまくいかなくて、小蘋は画業に励んで帝室技芸員に、って「あさが来た」みたいな朝ドラにできませんか?弟子、同時代の女流画家の作品も出てて、都鳥雪香の作品が荒木寛畝みたいな画風で面白かった。
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