山水画と風景画のあいだー真景図の近代

下関市立美術館　2022年8月20日～10月16日

　美術史全体、西洋でなくても西洋美術史の方法を当てはめたものではあるんだけれど、それにしても西洋美術史ぽい方法の展覧会だった（展覧会は日本絵画）。真景図の近代、というときの真景図ってナニ？　山水画と風景画ってあいだあるの？重なってるともいえるのではなどと考えさせてくれる展覧会である。所蔵品、兵庫県美の作品、関西から九州の作品でよく構成されていた。同じような発想の展覧会でも東京あたりでやるのとは借りる範囲が違うのでラインナップが新鮮だった。