Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

石山寺縁起絵巻の全貌

2012-10-15 00:46:56 | Weblog
滋賀県立近代美術館 2012年10月6日~11月25日

 石山寺創立の経緯を描いた石山寺縁起絵巻の展示。鎌倉の絵巻のいい時代の巻もあれば江戸後期の巻もあってこれだけでかなり日本絵画史。展覧会は全貌と言うだけに全巻全場面(全場面なのは期間限定だけど)展示。ケースに台用意して、展示替えできる仮設ケース準備して展示するだけでも結構大変な上に模本もあれば関連のものも。石山寺の学僧尊賢の墨竹が結構唐画だと思った。で、後谷文晁も石山寺縁起ならまあ主題的に和画だよね~
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石山寺と紫式部展

2012-10-15 00:37:03 | Weblog
大本山石山寺豊浄殿 2012年9月1日~11月30日

 源氏物語は石山寺で紫式部が描き始めた、ことになっているのだ。寺の中でも高いところに展示施設があって何の修業かというところですが、源氏モノを集めてるお寺だけに面白かった。湖の上に丸型や屏風型の中にそれにちなんだ帖の物語が描いてある絵巻が特に面白かった。別のところで54歩でわかる?源氏物語というパネル展示があってそれはそれで面白かったんだけど、54帖全部絵画化するときにしか源氏絵に出てこない帖と絵になりやすい帖が明らかにあるのであった。たぶん絵になる場面が固定化してくんだろうけど、特定の場面かどうかわからない源氏絵風というものもあると思うので物語そのものではない、源氏物語像ってのがあるんだな。
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阿弥陀さま―極楽浄土への誓い―

2012-10-15 00:25:19 | Weblog
大津市歴史博物館 2012年10月13日~11月25日

 猫に小判の素晴らしい展覧会だった。法然上人没後800年親鸞成人没後750年。法然は比叡山で修業してたんですね。大津市内にある浄土宗寺院のものを中心にしたとのこと。仏像では今日行快という人を覚えました。それから逆手の来迎というのも覚えた。照明で演出した美しい仏像展、ではありませんがそれだけが仏像展の目指す道ではない、研究的な視点があってちゃんと調査した展覧会素晴らしい。
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特集展示 たっぷり見たい屏風絵

2012-10-15 00:14:24 | Weblog
大阪市立美術館 2012年9月11日~10月14日

 歴史と伝統のある大阪市立美術館には所蔵品以外に寄託品というものがたくさんあるのである。今回展示してたもの、個人蔵とかお寺のとかたぶんそう。三谷等宿「鷹図押絵貼屏風」がよかった。17世紀の狩野光信ぽいのも二つもあるし、山楽もあるし、風俗画も琳派もあって豪華だったわ。
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俳画の美 蕪村・月渓

2012-10-15 00:02:39 | Weblog
柿衞文庫 2012年9月22日~11月4日

 こちらは俳諧資料の文庫なので俳画の美でもちろん結構なんですが、俳画ではない普通の絵も一緒に展示したのも見てみたい気がする。蕪村は俳画と南画をどのくらいはっきりわけてたんだろう。蕪村「闇夜漁舟図」はいい絵だが、これって南画といいきれるんだろうか?北宗要素があるんではと思ったりした。俳画は唐画じゃないから和画?
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