月岡芳年

太田記念美術館　2012年10月2日～11月25日

　久々の芳年展。前期後期で全点展示替えというので行ってきました。広報は血と情念という期待される芳年で売りながら、展示はそれだけでない国芳門下の普通の優秀な浮世絵師の面も見せててバランスがよかった。「最後の」浮世絵と呼ばれる人々を横断的に見て、浮世絵でない同時代の絵と比べても面白いだろうなあ。

メトロポリタン美術館展

東京都美術館　2012年10月6日～2013年1月4日

　圧倒的な目玉作品があるわけではない、メトロポリタン美術館のいい所蔵作品展。これでそこそこ入ってるのはメトロポリタン美術館のブランドとマスコミの宣伝力だろう。パリッシー（蛇とか蛙とか魚とか立体的なのがついた素敵なお皿）が日本で見られて個人的にはとてもうれしかった。アメリカ絵画を見直した。