Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

ウフィツィ美術館自画像コレクション

2011-01-25 23:39:32 | Weblog
東京会場は終了済み
国立国際美術館 2010年11月27日~2011年2月20日

 東京会場でも見ているのですが、大阪でしか出ないものも結構あるので見てきました。結構ロングラン。朝日新聞社としてはもっと人をいれるつもりだったんでしょうか、ずいぶんゆったりと展示してありました。点数は大阪の方が多いので(ただし東京だけのものもあった)こちらも見られる方はどうぞという感じ。画家の自画像または肖像というのは自己言及する絵画(彫刻もあるけど)であり画中画、トロンプルイユと結びつきやすいのだな。途中、通路にだまし絵的に廊下が続くような会場造作がしてあって面白かった。人寄り集まりて顔になる、は浮世絵にももちろんありますが、まあ洋モノならアルチンボルドですよね>会場解説
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ワイドビューの幕末絵師 貞秀

2011-01-25 23:30:34 | Weblog
神戸市立博物館 2010年12月11日~2011年2月13日

 大河ドラマ「龍馬伝」のオープニングに作品が使われた貞秀。歌川国貞の弟子。神奈川県博では展覧会したことがあります。神戸市立博物館のコレクションの母体となった池長コレクションだけで展覧会が成り立つ質量。所蔵品をちゃんと展示したいい展覧会。解説もちゃんとしてるし面白いキャッチ・コピーもついている。拡大画像や、どこから見た景色かしめすパネルとか(目は怖いけど)展示もちゃんとしてる。地図的な作品の検証も前からしてたし。そもそも貞秀の作品が面白い。歌川国芳みたいな面白さもあるし、吉田初三郎の先駆けみたいな感じも。私は画中画ぽいのが多くて気になった。図録は小さくて薄くて安い。全作品の画像はサムネイルみたいに載ってて、がんばってるなあというのと、こういうちゃんとした仕事にはちゃんとした図録を作れるような予算措置があってほしいなあとも思うのでした。
コメント (1)
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