とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

在校生のいない卒業式

2020年03月15日 | 日記

 中国の武漢市が発生源と言われる新型コロナウイルスは世界に猛威を振るい、報道は朝から晩までコロナ一色となっている。日本はダイヤモンドプリンセス号のクラスター感染の措置が世界の批判にさらされ、苦境に立たされた。
 その後、日本に上陸した新型コロナウイルスは、治療薬も特性も分からぬままに全国へと拡大を続けている。学校閉鎖と同時に経済活動に激震が走った。感染を誘発する人の集まる事の自粛で経済は止まってしまった。底の見えない株価の暴落がその表れでもある。
 観光立国を目指した観光地、交通、飲食、宿泊施設。各種スポーツ大会、イベント、テーマパーク、文化会館、商店街それを支える一次産業が凍り付いてしまった。先が見えればこの場はしのげるものの、先の見えない恐怖に怯えている。
 山形県は今の所、数少ない新型コロナウイルスの無感染県である。県を挙げての感染予防がとられている中、県内皮切りとなる中学校の卒業式が始まった。見送る在校生のいない寂しい卒業式が大半である。酒田市は保護者の出席も見送りとしたものの、保護者からの出席要請があり対応する事となった。
 グローバル社会の怖さを知った。マスクが足らない、一つの部品が入らず困る。リスク分散の大切さを学んだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リカルドサントス楽団のホリ... | トップ | 非常事態の中の卒園式 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事