能登の祭りと言えば日本遺産に認定されてる「輪島大祭(能登キリコ祭り)」が脳裏に焼き付いいているが、それを展示するキリコ会館に行った。夜空に浮かび上がる巨大な「キリコ」を連想しながら、大小30基ものキリコは圧巻だった。大きいものは、4階建のビルに相当すると言う。
能登地方には各町内から、キリコと呼ばれる大きな奉燈(御神灯)を神輿として担ぎ出す風習があったと説明された。祭り囃子と光の演出で、キリコ祭りを幻想的に再現した様子が、スクリーンに映し出され、シーズン以外でも祭りの雰囲気が味わえた。とにかくスケールが大きい。
見ることは出来なかったが、おもてなし広場のステージでは、仮面をつけた「御陣乗太鼓」の演奏もあるという。テレビで見る仮面をつけた人々が夜空に打ち鳴らす幻想的な奇祭に思いを馳せた。
能登に残った独自の文化は、観光面で保存され能登の未来へと繋がれていく奥深さを感じた。
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