とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

菊地港湾局長が酒田で講演

2016年04月10日 | 日記

 「酒田港と庄内地域の活性化を考える」講演会に行った。講師は国交省港湾局長の菊地身智男氏である。菊地氏は平成14年、15年に酒田河川国道事務所の所長として赴任しており、酒田市とはなじみ深い方である。昨年7月に国交省港湾局長に昇進した折に、酒田市、山形県有志が上京しお祝いをした。席上、話題は当然、酒田港の事であり、手狭になった高砂埠頭の延伸についてとなった。先ずは、要望する事として知事より昨年の10月に陳情してもらった。
 講演は、酒田港の輸出入コンテナ取扱量は2014年が前年比84%増、2015年が57%増と全国一の増加量になっている。国際コンテナ航路が週2便から7便に急増している港は酒田港だけであり、酒田港のストック効果として注目されている。背景には花王酒田工場の生産拡大があり、建設中の新工場が稼働すれば更なる増加が見込まれる。週7便の入港は毎日入港すると言う事であり、更なる増加を見込むと、国際コンテナ船の2隻同時着岸の必要も生まれてくる。それに対応するため、高砂岸壁の延伸を検討するため土質調査、測量、設計、施工方法の調査をするため3800万円の調査費が予算化された。
 外航クルーズ船のオファアが急増している。寄港地が西日本の一部の港に集中する傾向があり、対応が出来なくなってきている。国では訪日外航クルーズ旅客を2020年までに500万人を目標としている。寄港可能な港には入港してもらいたいと考えている。酒田港への寄港も紹介して行きたい。
 菊池局長の前に、花王酒田工場の谷本工場長のプレゼンテーションがあった。「花王酒田工場は昭和15年より76年間の操業実績がある。現在社員は318名で、ここ4年間で200人増えた。皆様と共にこれからも頑張っていきたい」と述べた。
 酒田港は前に一歩進んだ。有難い事である。しかし、良い話には手柄話が出てくる。講演会が後援会の様に見えた。

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