とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

庄内の地域創生を語る

2014年12月27日 | 日記

 酒田市本間市長と庄内町原田町長と遊佐町町長の3トップが地域創生を主題に話し合った。国は、過度に一局集中した人口問題を是正しようと、総力を挙げて取り組もうとしている。しかし、妙案はなく、地域の智恵をバックアップする姿勢を取っている。やる気を出せ、知恵をだせ、知恵がなければ国から人も出す、と鼻息は荒い。
 日本を俯瞰すれば、人口減少率は新幹線の利用可能か否かで明暗ははっきりしている。日本を縦断する新幹線効果は沿線都市との比較で一目瞭然である。10万人都市で新幹線利用の恩恵を享受できない都市は20と言われている。山形県も同様の傾向である事が酒田市の調査で分かった。
 3人の話は佳境に入り、庄内の魅力は山ほどある。宝の山も黙っていれば世界に発信できない。発信の手段は陸羽西線に山形新幹線を乗り入れる事が最良であるとの結論に達した。
 本間市長は、キロ4億円程度で整備できる庄内延伸は、高速道路キロ40億円、フル規格新幹線は80~100億円と試算すれば、高速交通手段としては、格安で実効性の高い事業であると言っている。原田町長は、庄内延伸によるデメリットはない。このままだと20年先に庄内の人口は19万人になる。庄内一体となって運動を進めねばならないと熱気を帯びて話した。
 時田町長は、山形県4ブロックがひとつになる手段として、大事なインフラだと思う。県土の一体性を高め、福祉の向上や観光産業の振興をもたらすものであり、山形県全体のポテンシャルの底上げになると語った。
 庄内の未来に対する首長の思いが熱かった。国の地方創生へ自治体の知恵が示された。27年度中に計画が示す事が出来れば、国の政策に組み込める可能性は高い。官民一体の士気を示す時だ。

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