中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

大人六人が子ども一人に楽しまされました。

2014年05月06日 21時03分27秒 | 活動日誌

 

 温泉に行ってきました。

 昨年の夏休み以来、久しぶりに全員そろった家族の大人六人が、1才7か月の孫一人に大いに楽しまされた休日でした。

 

 温泉といっても、家からすぐの山田温泉、40分もあれば行けるところです。

 長野は温泉が豊か、自宅の近くにもいい温泉はあるし、子どもに負担がかからない。おまけに混雑から逃れられるしね。

 

 それでも非日常、私は主婦業の休み、最高です。上げ膳据え膳だもの。

 

  夫が豊田村の高野辰之記念館に行ったことがないというので、そこででひと遊びしました。雨上りに出てきたかえるに大喜びの孫でした。

 

 

 手にしたカエルにふしぎそうな目、「カエルだよ」との声かけに、またまたじーっと見入っていました。顔の表情を見ていただけないのが、残念!! カットしました。

 カエルが手から逃げたら、なんと、とんでゆくカエルの真似をして、自分もぴょんぴょんととんで追いかけました。

 

 孫は、カエルの絵本やカエルの帽子で「カエル」は知っていました。

 「カエルの歌がきこえててくるよ・・・・」で、ぴょんぴょんとんで踊ることも大好きでした。

 

 でも、本物のカエルに出会ったのは初めて。

 もっとも、赤ちゃんの頃は見ていましたが、それは別。ものには名前があるとわかり始め、食べ物はみんな「マンマ」、動物はみんな「ワンワン」と総称して

いた時代から進んで、言葉が分化してくる、孫はそんな時期にあります。

 

自分が「カエル」と言葉で言っていた「もの」が実際のカエルと出会って、それを結びつける一瞬でしたね。

私は感動でした。

 

 

 温泉に泊まった翌日(今日です)、臥龍公園の動物園に行きました。

 ここでも、絵本で出会った動物たちに出会えて、しかもヤギの赤ちゃんを抱っこさせてもらったりして、言葉とものが一致した経験を十分にしました。

 

 さて、舞台は臥龍公園にうつります。

 

 宿から直接来たので開園と同時に入れたので、客はほとんどいませんでした。だから、思うように遊べました。

 

 滑り台は最高でした。

 今までの自宅近くの公園での滑り台の経験を土台に、長くて急な滑り台を(ママと一緒でしたが)「ヒャーー!!」と言いながらこなした時の表情は、今までに見たうちで最高でした。

 「もういっかい!」と人差し指をたてて要求し、何度も何度も挑んでいました。

 

 私たち大人も何事にも、こんなふうに「もう一回!」と挑んでいきたいものだなあと、子どものエネルギーがうらやましく思いました。

 

                                      

 

 

さて、その後、娘夫婦は孫と帰宅。私たち夫婦と娘二人、須坂市の田中総本家の見学にいきました。これも移動10分の圏内です。

 

 これからはアダルトタイムです。

 

 田中総本家は江戸時代の豪商、その館が博物館になっています。

 しかも、この連休は非公開の客間が公開された最終日でした。年に数日しか公開されません。

 

素晴らしかったですね。

案内してくださったんは、田中家、13代目の方でした。田中家の仕事は、この博物館を維持することだとのことでした。

 

財を惜しみなく注いだつくりや調度品に感嘆。

 

公開された部屋にあった、伊藤博文の直筆の書です。田中家は政治にもかかわり、議員にもなっていたので伊藤博文とも交流があったようです。

非公開の部屋だけ、写真撮影が許されました。

 

 

 

夫と。

 

 孫がいないアダルトタイム。ゆったりゆっくり、文化財を堪能し、しかもお茶して甘ーいものを食べました!!

 孫がいれば自粛のものです。

 

 全国からやってくる「名所」です。地元にもいっぱいすばらしいところがあるなあと、再確認しました。地元の歴史ですね。

 

 

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