温泉に行ってきました。
昨年の夏休み以来、久しぶりに全員そろった家族の大人六人が、1才7か月の孫一人に大いに楽しまされた休日でした。
温泉といっても、家からすぐの山田温泉、40分もあれば行けるところです。
長野は温泉が豊か、自宅の近くにもいい温泉はあるし、子どもに負担がかからない。おまけに混雑から逃れられるしね。
それでも非日常、私は主婦業の休み、最高です。上げ膳据え膳だもの。
夫が豊田村の高野辰之記念館に行ったことがないというので、そこででひと遊びしました。雨上りに出てきたかえるに大喜びの孫でした。
手にしたカエルにふしぎそうな目、「カエルだよ」との声かけに、またまたじーっと見入っていました。顔の表情を見ていただけないのが、残念!! カットしました。
カエルが手から逃げたら、なんと、とんでゆくカエルの真似をして、自分もぴょんぴょんととんで追いかけました。
孫は、カエルの絵本やカエルの帽子で「カエル」は知っていました。
「カエルの歌がきこえててくるよ・・・・」で、ぴょんぴょんとんで踊ることも大好きでした。
でも、本物のカエルに出会ったのは初めて。
もっとも、赤ちゃんの頃は見ていましたが、それは別。ものには名前があるとわかり始め、食べ物はみんな「マンマ」、動物はみんな「ワンワン」と総称して
いた時代から進んで、言葉が分化してくる、孫はそんな時期にあります。
自分が「カエル」と言葉で言っていた「もの」が実際のカエルと出会って、それを結びつける一瞬でしたね。
私は感動でした。
温泉に泊まった翌日(今日です)、臥龍公園の動物園に行きました。
ここでも、絵本で出会った動物たちに出会えて、しかもヤギの赤ちゃんを抱っこさせてもらったりして、言葉とものが一致した経験を十分にしました。
さて、舞台は臥龍公園にうつります。
宿から直接来たので開園と同時に入れたので、客はほとんどいませんでした。だから、思うように遊べました。
滑り台は最高でした。
今までの自宅近くの公園での滑り台の経験を土台に、長くて急な滑り台を(ママと一緒でしたが)「ヒャーー!!」と言いながらこなした時の表情は、今までに見たうちで最高でした。
「もういっかい!」と人差し指をたてて要求し、何度も何度も挑んでいました。
私たち大人も何事にも、こんなふうに「もう一回!」と挑んでいきたいものだなあと、子どものエネルギーがうらやましく思いました。
さて、その後、娘夫婦は孫と帰宅。私たち夫婦と娘二人、須坂市の田中総本家の見学にいきました。これも移動10分の圏内です。
これからはアダルトタイムです。
田中総本家は江戸時代の豪商、その館が博物館になっています。
しかも、この連休は非公開の客間が公開された最終日でした。年に数日しか公開されません。
素晴らしかったですね。
案内してくださったんは、田中家、13代目の方でした。田中家の仕事は、この博物館を維持することだとのことでした。
財を惜しみなく注いだつくりや調度品に感嘆。
公開された部屋にあった、伊藤博文の直筆の書です。田中家は政治にもかかわり、議員にもなっていたので伊藤博文とも交流があったようです。
非公開の部屋だけ、写真撮影が許されました。
夫と。
孫がいないアダルトタイム。ゆったりゆっくり、文化財を堪能し、しかもお茶して甘ーいものを食べました!!
孫がいれば自粛のものです。
全国からやってくる「名所」です。地元にもいっぱいすばらしいところがあるなあと、再確認しました。地元の歴史ですね。
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