今朝は北陸信越ブロックのいっせい朝宣伝でした。私は、自宅に近い三才駅で、原田市会議員と一緒に訴えました。三才駅は、学生もたくさん乗り降りします。盛んに手を振ってもらって、うれしい気分です。
チラシの受け取りも上々、「がんばってくださいね」との声がけもうれしかった。
その足で中野市へ車を飛ばしました。
午前、午後ともそれぞれの地域の支部のみなさんと、街頭宣伝と訪問活動です。今日行ったところは、私も山口さんも入ることが少なかった地域だったので、なかなかいい計画でした。
ある場所での街頭宣伝を終えたら、自転車が止まっておじさんが話しかけてきました。
「共産党がしっかりしないから、政治がこんなことになっている。もっとがんばらなくっちゃ、だめじゃないか。労働者の首は切る、農業はつぶす。政治は変えなくっちゃだめだ。
でも、民主党もだめだ。自民党に反対するのはいい。しかし、どんな政治をしたいのか、ちっともわからん。はっきり打ち出して、国民に説明すべきだ。(「友愛だけではだめですね」)そうだ。
わしゃ、戦争に行って、生き延びたんだ。中国はじめ、いろんなところに行った。戦争はいやだ。がんばれ」
訪問先のおじさんは「年金はおかしいな。かけた分、もらっているのか、ごまかされているかもしれないが、わからない。年金だけでなく、今じゃ、何でも『偽装』だ。あきれる政治だ。民主党?そうだな。やらせてみないとわからないな」
そこから西松建設献金問題や消費税、憲法の話まで及んで、おじさんは「そうだな・・・元は一緒だからな。共産党と書くんだな」
自民党支持の方「経済活動は自民党が会社を支え、貧困の引き上げは共産党がしている。共産党も、会社を作って労働者を雇って、経済にも参加したら応援してやる」
ちょっと違うのですが・・・貧困をなくすことと経済の立て直しは一体のもの・・・富が一部にとどまっている経済活動こそが問題・・・でも、話は通じなかった。
「共産党は会社を設立はしませんが、民主連合政府になったら、国民のための会社が出来るかもしれません。おじさんの話は、ずいぶん先を読んでいますね」と。
「自民党と共産党の対決なのだと言った人がいるが、その通りだと思う」と言うおじさん、地方選挙では共産党を支持することもあるとのこと。「比例は応援していただけませんか」とお願いしてきましたが・・・?
ここらは農業地帯です。「農業はめちゃくちゃだ。働いたって損するだけだ。体は弱ってくるし、どうにかして欲しい」との猛烈な怒りは、どこでも出ました。
さて、中野市のバラ園は、今が一番美しいときです。ちょっと立ち寄り、満喫してきました。
明日、明後日は泊まりで、上伊那・飯田下伊那へいってきます。
「共産党の文句を言う前に、共産党を大きくするために協力しろ」ということでしょうか…。そういう主旨であれば、誠に残念なコメントです。どういう立場や事情であれ、共産党に興味を持って頂いた有権者の方に対して、こういう尊大さや傲慢さを感じさせるコメントを平然と言い放つようでは、かえって支持を減らす結果になるでしょう。有権者を上から見下ろすような態度が滲み出ていて、こんな態度を示された側は、生野さんの思いとは逆に、かえって共産党から心を遠ざけること必至です。
麻生首相の支持率が大きく低下した理由の一つに、麻生首相の尊大・傲慢な性格があります。同じ自民党の加藤紘一議員は、はっきりとそのことを指摘し、麻生首相に必要なのは謙虚さであると述べています。
政策や政治理念も大事ですが、それ以前に、それを人に聞いてもらえるような姿勢を心がけないといけないと思います。そもそも尊大・傲慢な人間は、政策だの理念だのを説く以前に、人から嫌われて相手にされなくなるのですから。
カネは「政治力」の一つです。しかも大きなパワーです。自民党にはそれがあるから、政策や理念がなくても、人格に問題のある人物でも選挙において当選することができます。だが、共産党はカネには頼らない。カネに頼らない政治組織が支持拡大のために必要となる「政治力」は、政策や理念はもちろんですが、それだけでなく、それを説く人物の人格や人間的魅力などといった要素も含んだ総合力です。カネをばら撒くなら別ですが、そうでないなら、政策や理念とともに自分自身の人間性も磨かないとね。人間として問題のある人物は何を言っても信用してもらえません。自分の人生経験に照らしても、そう確信しています。尊大な自分がなるなら、それを克服してください。
この声にはちょっと異議ありですね。共産党に「しっかりしろ」というなら、その人自身に党に入ってもらって支持拡大の担い手になってほしいと思います。ただ「支持拡大の担い手に」といっても、活動に参加したくない人や、体が不自由だったり自由な時間のなかったりする人に無理やり活動に参加しろとはいえませんが…。
候補者や党中央委員会幹部たちが街頭演説などで支持を訴えるのは他党もやっている当たり前の活動だと思いますよ。私たち末端の支持者は、党幹部の手の届かないところまでがんばらなければいけないと思います。
~たしかな野党 支え続けて 上げ潮めざす!~
~「政治の中身を変える」ために勇気を出して奮闘しよう!~
~党名イメージ気にせずに政党は中身が大事~