中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

「障害児の豊かな教育を進める会」(準)に参加しました。

2010年08月21日 16時32分48秒 | 活動日誌
 長袖、ほっかぶりの重装備で庭のミョウガを取りました。でも、手の平と甲が蚊に刺された!軍手をしなかった。うかつであった。


 「障害児の豊かな教育を進める会」(準備会)に参加しましした。候補者としての生活も一区切り、少し落ち着いてきましたので、保育や障害児問題にもじっくりかかわっていきたいと考えています。

 障害児学校の先生や保護者のみなさん、特別支援教育のコーデュネーターでがんばっている方など、9人が集まって、現状の課題や近況報告など行い、障害者運動推進協議会が県議会に出す「陳情書」の内容の検討もしました。

 課題は山積みです。養護学校の給食の民間委託問題や、養護学校の分教室にも保健室や図書館があって当たり前のものがないなどと、子どもの食事や心のケアにも手を抜いている県政への要望が次々です。

 その中で、「今度の知事選、私の子は20歳になって始めての投票でした。知的障害があっても自分で決めて投票してほしい、だから2時間半かかって、3人の候補者の公約をイラストにしたりしてわかりやすく説明したけど、難しかった。でも、投票しないわけにか行かない。
 もちろん、判断できない重度のお子さんもいますが、障害者にもわかりやすい表現での公約も用意してほしい」との希望がだされ、これは課題だと思いました。

 また「投票権を得る前の高等部の学校で選挙のことをきちんと教えてほしい」などの要求も出されました。養護学校に限った事ではなく、どこの高校でもやってほしいことです。

 参議院選挙のとき、○○中学校でのある先生が行なったという実践の報告は、非常におもしろかった。

 担任の考えは一切いわず先入観を入れないようにして、自民党、民主党、共産党・・の政策、また選選挙区候補者の主張を読ませて、(政見放送も見せたといったかな?)模擬投票をしたら、共産党と中野さなえがトップだったと!

 私は、子どもには選んでもらえたんだ。誇りに思います。

 子どもは選挙権はなくても「子どもの権利条約」で意見表明権が保障されています。自分たちに降りかかってくる問題に「投票」と言う形ではかかわれない。大人は代弁してあげなくてはなりません。「30人学級だって多すぎる。もっとゆったりさせて。20人にして。中学生も大変なんだよ」子どものそんな声が聞こえてくるではありませんか。
 
 今政治でどんなことが起きているのか、子どもたちはきちんと知る権利があるし、それは学校教育でも責任を持つべきなのに、「自己責任」「競争激化」とどんどん反対の方向へ行こうとしています。
 長野県立屋代高校の中高一貫教育も出発しようとしていますが、これも「障害者も一応募集しているが、要項では触れていない。一環教育は何が目的なのか」と論議されました。

                     
                 

  県委員会のエアコンがストライキで、この暑さをどうしのいでいると思いますか!
 隣の畳の部屋のエアコンをつけて、ドアを開け、扇風機2台を使って、冷えた空気を事務室に順に送ってるんです。すごい工夫でしょ。
 部屋同士は直接つながっておらず、ドアを開けて右へ折れる感じですから、2台の扇風機の役目が大きい。エアコンの質力も小さいのに、これがけっこう何とかしのげているのですよ。すごいなあ・・・。感心してしまう、この知恵!! 

 
 

 
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