中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

市田さんの「山宣の生きた時代と現代」を読む

2019年08月29日 21時23分41秒 | 活動日誌


やっと読めた。

前衛8月号に掲載の党副委員長・参議院議員の市田さんの宇治市での山宣生誕130年の記念講演内容です。


前衛は夫が職場でとっているので、持ってきてもらった。


今日は医療生協の病院での組合員や出資金の募集の窓口の当番だったが、相棒はおらず私一人、お客も少なかったので、じっくり読めたという次第です。


山宣の生きた時代が鮮明にえがかれています。

絶対主義的天皇制の下で、治安維持法による弾圧の事実を国会で堂々と批判した勇気、それを培った経歴・経験が山宣をいっそう身近にとらえることができました。


刺殺されるまでの生き方をエピソードもいれながら事実をもって語られており、「1パーセントの富裕層のためではなく99%の国民のために」との今に通じる思想を、当時貫いたその一歩のひかない生き方に、胸が熱くなります。


私は市田さんの講演を読んで、新しい発見として山宣がとてもユーモアがあり、常にだれにもわかる言葉で演説‣講演していたということは、驚きだった。市田さんが引用していた例がびっくりで、さすが性教育にも力を尽くした人の発想だと、思いました。


もう一つ、石川啄木と山宣についての考察では、啄木を再評価できました。


山宣の意志を受け継ぎ、どう生きるか。生き方が迫られました。

特に、今は選挙中。いかに戦うか、いかに力を出すか、問われています。







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