中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

子育て相談日・「最低基準撤廃」は正常は人の考えることではない

2009年11月13日 20時48分42秒 | 活動日誌
 3人の娘たちが代々使った、赤ちゃんの時のおもちゃ。まだしっかりしています。今は、飾りになっています。色も美しく塗料は安全、木製で子どもの手にぴったりできています。
 これはつるしたおもちゃに手が出るようになる、5,6ヶ月頃に大活躍するおもちゃ、子どもは大好きです!
 日本には、なかなかこのような質の高いおもちゃは少ないです。これはスイス製かな。ドイツ制にもいいものが多いです。
 ドイツにいた方にお聞きしたら、このようなおもちゃは普通に売っていると。



 子育て相談でH保育園に行きました。今日は9人のゼロ、1歳児です。

 この頃気になることは、子どもたち、キャッキャと笑う姿が見られなくなったなあ・・・ということですが、今日も気になりました。

 育休あけて職場復帰するお母さんは、みなさん不安で一杯です。正職員から、パートに切り替える人もいます。「両立できるのかしら」と、ドキドキですね。

 育休は有給でなくまだ不十分でも、運動の末できたすばらしい制度です。でも、今、たくさんの友達や近所のおばあちゃんなどに見守られて育つ環境が乏しいです。
 発達の新しいエネルギーの沸く10ヶ月の時期を、豊かな経験するできずに入園する子が多いのです。

 それも影響しているし、育休あければ、子どもと長時間重労働と給料の安さ、子どもに向かうゆとりが生まれるわけがありません。切ないことです。

 加えて、保育基準の撤廃、国は何を考えているのか、ひどすぎる。今でさえ、基準は相当規制緩和されていています。
 例えば、未満児。「乳児室、保育室」と「ほふく室」は両方最低基準の条件に入っていました。規制緩和で現在は「乳児室、またはほふく室」と、どちらかあればいいようにされました。
 
 それが今度は、面積の基準も撤廃。なんぼでも詰め込めるのです。まるで、スーパーでやっている「袋に詰め込み放題」と一緒です。その上保育士の基準も撤廃ですから、これは正常な人が考えたこととは、とうてい思えません。

 まるで子どもも、「もの」です。

 子どもから笑顔を奪うことは、未来を消してゆくことと同じです。H園では、保護者との学習会も開き、署名に立ち上がっていました。


 さて、ゴミのシールを買ってきました。長野市は10月からゴミ有料化になったので、古い指定ゴミ袋には、有料のシールを貼らなければなりません。
 「有料化というけれど、袋が有料だったのだから正確には値上げですよ」とは近所のおばさんの弁。なるほど・・。
 有料化でゴミが減るとは思えない。ああ・・・・ホタルの土京川に、またふくろごとゴミを捨ててゆくようなことがおきないようにと、願わずに居れない。

こんなちましい、生活を苦しめる節約を市民に求め、市民会館と市庁舎新築に100億円の地熱をあげるなんて、おかしい。

 それにしてもすごい風です。我が家では、前の林の木の葉ずれの音が何とも言えない。「風立ちぬ」を思い浮かべる青春の音です。
 明日は安曇野市と松川村です。

 
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