午前中はW支部の綱領学習会の2回目。午後は「秘密保護法廃止連絡会」の事務局で、請願と24日の意見広告の載った新聞のコピーを、722人の国会議員に送る作業をしました。
午後の報告から先に。
発送作業をしている事務局員。衆参国会議員722人に意見広告と請願書を送りました。
会として封筒も作りました。
「24日の国会行動に参加した人たちが元気いっぱいだよ」と報告しあいながらの作業でした。
でもこんな話もしたました。
「まさか、見ないで捨てる議員はいないだろうね」「そこまではしないだろうよ。この世論だから」「そんな議員は次回は間違いなく落選!」
★★ その後も、意見広告を見たたくさんの方からの募金が寄せられています。赤字をまぬがれそうです。ありがとうございます!!
署名も数千の単位で追加されています。★★
午前中の綱領講座は7人が参加して、熱心に勉強しました。
志位委員長が講師の講座のDVDの2回目で、きょうは綱領の一章、絶対制天皇主義と侵略戦争、そして共産党のたたかいの部分です。
感想は・・・・
「侵略戦争だということは知っているが、細かい歴史を知って、中国や韓国の人が、日本人は歴史をちゃんと勉強しろというわけが、やっとわかったよ。支部の全員が学ぶべきだ。わたしは一から勉強だ。勉強なしでわけがわからず活動していては元気が出ない」
「何も知らないでアジアの人と付き合うのは、恥ずかしいことだ」
「テレビばかり見ていると、本当に真実がわからない。今日はぐんぐん引き込まれていった」とは、新入党員のNさん。
今日の赤旗で報道されたように、政府は、領土問題についての教科書の指導書の解説書を改定し、政府の考えを強引に押し付けようとしています。
どれほど乱暴なやり方であるか、中国と韓国の国民の気持ちをいっそう逆なでするだけ、一方的で何の解決もしないことは明白。
これは、乱暴なうえに、政府が教育に介入する過去の過ちの繰り返しだと言わざるを得ません。
現在を知るには過去が土台です。この問題一つとっても、綱領の学習は深くとらえる力になります。
特に今こそ私たち日本国人は、侵略戦争の歴史をしっかりと学ばなければいけない時ではないでしょうか。
中国も韓国の国民も、侵略された歴史をきちんと学んでいます。中国には、特に「満州」には戦争博物館、記念館などがたくさんあります。子どもたちの「教育の基地」になっています。
柳条湖付近の9・17記念館に行ったとき、パンフにこう書いてありました。
「戦争の事実をしっかり学びなさい。それは、今後未来永劫、日本と仲良くしてゆくためです」
そして北京郊外にある盧溝橋の博物館には、何と日本の憲法九条の条文が大きく掲げられておりました。そのわきに「これが日本の新しい憲法です」と説明がありあました。
2時間はあっという間でした。参加者の真剣な目つきから、非常に魅力的な講座であると実感しますね。綱領講座は月2回、行うこととなりました。
ところで指導書とは、いわゆる「赤本」のことですね。教科書に、指導の内容が細かく赤で記してあるのです。私も昔、使いました。
学習の時間を十分に保障されていない超多忙な教員が、つい「赤本」に頼って授業せざるを得ない実態もあることでしょう。まして、若い教師はおそらく、私たちよりも過去の侵略戦争を学ぶ機会がなかった方が圧倒的でしょうから、疑問の持ちようがないのではと危惧します。
子どもたちの未来のために、真実を知り、真実を伝える先生の仲間を広げてほしいなあ・・・・と切実に思います。