中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

ひよこ保育園の40周年記念祝賀会でした。

2013年09月09日 12時31分33秒 | 活動日誌

 

 昨日は、ひよこ保育園の40周年記念祝賀会にお呼ばれしました。

 ひよこ保育園の発達相談にかかわって、早いものでもう、20数年になります。赤ちゃんだった子は、すでに立派な大人です。

20数年の間の子どもの変化や、社会環境の変化などを思いめぐらしながらまた、自分の子どもがかよった無認可保育園の保育園つくりの苦労やエネルギーも思い出しながら、感慨も深く参加しました。

子どもたちの太鼓で幕開け!

 

 無認可保育園時代の苦労を経て、認可の運動。子どもを中心にして、地域の皆さんと保育者と保護者の汗と涙と努力の40年の歴史も語られました。

 

そして、こんどは「新しいシステム」が打ち出されています。

 たたかい、守り育ててきた日本の誇る保育制度を、新システムで崩してなるのもですか。

 新システムは、ちょこっとの手直しではなく、保育制度そのものを抜本的に崩し、保育の世界にも儲けが参入する仕組みに代わる、大変な改悪です。「保育」を金で買う仕組みです。

 

 「子どもと保育制度をまもれ」の大きな運動の世論の結果、、昨年8月に、今の保育制度は残すことが決まりましたが、別仕立ての企業が参入できる保育施設を作ってよいことになりました。

しかし、残ったといっても、甘くはありません。

どんどん、新しい仕組みが今の保育園位入ってくるだろうことは、想像に容易です。

 

 面積や給食施設などの規制緩和、労働時間で決まる保育時間の認定、はては、保育士資格がない先生が5~6割いてもいい。手厚く保育したい障害児や弱い子どもたちは排除の対象になることでしょう。

 根本的に、行政福祉が手を引き、園と親との個人契約になることが大きな問題なのです。

 

 その情勢の中での祝賀会です。

 40年を振り返り、子どもたちのために、日本の未来の発展のために、理不尽なこととは戦うぞ、との強い思いもあふれた会となりました。

 

 記念講演には、神戸大学名誉教授の二宮厚美先生が「子どもたちの未来が危ない」と題してはなしてくださいました。「新システム」が大変わかりやすかったです。

 

 

  昨夜は、大阪の友人と「最後の晩餐会」でした。

 小さな2歳のお子さん、N君を連れて、よく長野まで来てくれたものです。うれしい訪問でした。

 今朝、さよならしました。今度会う時にはN君も、とっても大きくなっていることでしょう。

 

  孫が微熱とヒューヒューゼーゼーです。用心深く、今日は園を休み面倒を見ています。

 ひどくなってから3日間休まれるより、軽いうちの一日のほうが被害は少ない。自分の子どもの時は仕事が休めず、何とか預かってもらおうとしたものですが。

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