蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

インフォーマント!

2011年01月16日 | 映画の感想
インフォーマント!


アメリカの巨大食糧会社アーチャーダニエルズミッドランド(AMD)が世界中の同業他社と価格カルテルを結んでいることを内部告発したAMDの幹部をコメディタッチで描く。

コメディタッチと言っても、ほぼ実話に基づくものだそうで、社名は完全に実名で、「味の●」も頻繁に登場する。ストーリー自体はシリアスなのだが、主人公である内部告発者(マット・デイモン)の行動が、あまりにも異常で常識はずれで思わず笑ってしまうのと、BGMがヘンテコで深刻な場面でもおちゃらけた音楽がなるので、全体としてみると喜劇になっている。

私のマット・デイモンに対するイメージは、「まじめ、素朴、一生懸命」なので、映画内のキャラとものすごく落差があって、今一つ、笑うことができないのだった。
むしろ、告発を受けて捜査するFBIの生真面目な捜査官が、鳩に豆鉄砲的な表情するのを見ている方が圧倒的に笑えた。

製作者としては、イメージの落差ゆえにマット・デイモンをキャスティングしたのだろうけど、必ずしも成功したと言えないのではなかろうか。

結局、主人公は、カルテルとは関係ない自らの悪事(横領)をとがめられることになり、9年も投獄される。
でもって本作で一番驚いたのは、出獄したこの主人公が今では別の会社の幹部だということだ。アメリカらしいというべきなのだろうか?

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マンションの自治会の餅つき会があった。いちおう屋根と囲いのあるアトリウムで開催されるのだけれど、あまりにも寒くて長くはいつけなかった。

5年近く使っている食洗機の排水ポンプが不調。排水できずにセンサーが働いて止まってしまった。残った水をくみだして再起動したらもどったみたい。先日冷蔵庫の製氷機も壊れたし、家電が壊れる周期なのか?

今日の夕食は、ナポリタン風スパゲッティと、昨日の残りのゴボウサラダを入れたお好み焼と餃子(これは冷凍もの。冷凍ものでは味の●のがピカ一で他の追随を許さないと思う)。(2011.1.16(日))
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