陸上自衛隊 広報センター
1月23日に子供二人と行ってきました。
HPには和光市駅から徒歩15分とありましたが、子連れだったせいもあって、25分くらいかかってしましました。
事業仕分けのための視察で、人気のある議員が訪問したことで有名になり、入場者が急増したと聞いていましたが、さほど混んでいませんでした。
もとは無料だったようですが、「有料化実験中」(大人500円、子供200円)だったせいかもしれません。
まず3Dシアターを見ました。主に空挺部隊の訓練風景を紹介したものでしたが、立体感はイマイチ。ただ、最後の方の市街戦訓練の場面は、隊員の持つライフルがやたらと飛びだして見え、子供が怯えるほどでした。
次に、子供が攻撃ヘリのシミュレータを体験しましたが、「とても面白かった」と言っていました。
屋外には本物の戦車や自走砲、対空戦車、機雷敷設用の水陸両用車などが展示してありました。
屋外展示なのにとてもきれいでした。きっと管理の人が掃除しているのでしょうね。
車体に刻まれた製造元表示を見るとは砲身や砲塔はだいたい日本製鋼所で、車体とかは重工なのですが、ある自走砲の車体メーカがコマツだったのは意外でした。
1階で子供は迷彩服を借りて着ていました。
1階のメインは攻撃ヘリと90式戦車で、両方とも迫力がありました。ヘリのコクピットは想像以上に狭かったです。
2階の展示室には小泉元首相の感状(スピーチ原稿)が展示してありました。見覚えのある筆跡で手書きでした。文案は他の人が作ったのでしょうが、手書きしてそれを渡すところがやっぱうまいなあ、と思いました。
私が一番よかったと思ったのは、戦車の砲手の座席が再現(というか使用済みの本物)されたもので、ペリスコープを覗きながら安全装置を外して射撃ボタンを押せるようになっていました。
おみやげ(日清食品製の自衛隊専門のカップヌードル(←こんなのがあるんだと感心。表面の表示も「SDF」とでかでかと書かれている)とケーキ、自衛隊まりもっこり)を買って帰りました。
子供はとても喜んでいて、有料でも十分ペイしたなあ、と思いました。
駅からは遠く、バスの便なく、駐車場も狭い感じで、アクセスが悪いのは残念ですが。
あと、借りた迷彩服を返す時に係のお姉さん(自衛隊員と思われる)が、子供に「自衛隊入りたくなった?」と言っていました。「おお、なんて職務に忠実なんだ」と感心しました。残念ながら?子供の答は「かっこいいけど、ちょっと怖い」でしたが。(2011.1.26(水))