旧古河庭園
ここも一度は見なきゃいけないなと思っていたところ。
先週の土曜日に見学をしてきました。
西洋の美学はシンメトリー
一転にわかに掻き曇り、稲妻がビカビカとひかり、真っ暗な空のしたマントを羽織ったフランケンがぬっと現れた、、、という感じの建造物です。
大正デモクラシーがあった時代の建造物。明治と昭和にはさまれた短い時代でしたが、大正は世界的に軍事侵略戦争がはじまる前の良い時代だったようです。
アールデコですね。
曲線と直線のハーモニー、穏やかな感覚です。
典型的な西洋庭園。私は日本庭園の崩れのほうが好きです。どうも、こうシンメトリーにデザインされると、息がつまる。
バラ園が有名で、その時期には多くの人が訪れます。
東京都北区西ヶ原1-27-39
03-3910-0394
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その頃は入場無料でしたが、洋館は保存状態が悪くて中に入れなかったと記憶しています。
古河庭園の近くには割と最近公開された渋沢栄一の屋敷跡もあり、こちらの建築も一見の価値ありです。庭園は大したことないですが。
洋館は見学できるけど予約制です。
ガーデニングの人や、館内員の方々がいらしたから、整備されたんじゃないかと思いますが。
近くの六義園も行ってみたいところです。渋沢栄一邸ですか、当時のリーダー達はさぞかし桁違いの気概を持っていたんでしょう。
前を通り過ぎたんですがここはこんなだったんですか!
これは一度行かねば(笑)
六義園もかなり広いですよ。新宿御苑のように芝生や池があったり。
『峠』と名のついた小高い丘まで。
この庭園は柳沢吉保のものだったそうですが
昔の人の権勢の大きさを感じますね。
行くぞと思わなきゃ行けません。六義園は幕府か旗本の領地だったんでしょ?古河庭園は明治の一財閥のだから、ソレに比べると一回りコンパクト。
文明開化の音はこのような上流階級の人々から享受していったんでしょう。こんなに大きい家は要らない、お手伝いさんが必要じゃないか?