還暦過ぎた工場主は後輩に技術を伝授して、いつでもやめても良いそうです。
工場の機械類は、先輩方から譲られたもので、いづれ後輩のところに引っ越すそうだ。
新しい工場にはNC旋盤も入ることだろう。
新旧のマシンが作るものが楽しみですね。
写真はカラーでしたが、白黒の使い込んだ機械類を、懐かしい感じで表現。
じゃーん
アナログな機械だって、最新のNC旋盤だって、使う人しだいでできるものは違う。
こういう世界は、使う人で精度がちがいます。ノウハウがあって、それを知らないととんでもない製品ができる。
錆び付いていてギーコギーコじゃダメです。なめらかに動かなきゃ精度は保たれない。
切子ですが製品を削ったりカットしたものは企業秘密が満載で消去しました。
彼の作る商品は世界的に優れているのです。ゴットハンドとでも言いましょうか。
すべてがデジタルでコントロール。システムも変わったし10年一昔どころじゃない、25年もやっているから、時代の要求へ合わせるには日々改善が必要。
それでも、やってこれたのは、アナログでもデジタルでも、作る人の気持ちが高くなきゃという一点じゃないかと思う。
BRD びとっち博士の工房