洋画で見たかった、ジョニーディップ主演のこの映画を見てきました。公開から日数がたっているので、三軒茶屋のひなびたシネマへ。このことは後で書きます。
粗筋は他のブログなりを参照してください。
見終わった感想(完走と最初に変換)は、文句なしにファンタジーに満ち、老いも若きも楽しめる娯楽作品!
アメリカのディズニーの作り出す、妄想というか想像力には、ソレを映像化する力量には本当に感心します。よくも、どろどろした架空の生物を作るなーーー。
全体のテンポやスケールは、インディージョーンズを彷彿します。徹底的に娯楽で、湿っぽくなく、残酷でもなく恋路にしても、お涙もなくカラッとしています。それがアメリカ映画と言ったらソレまでですが。
先週見た、邦画のフラガールとは大違い!フラガールが悪いと言うのではなく、コレは民族の違い、、、。
映画の中の、人物の描き出しが、フラガールのほうが細やかと言うことだと思います。人間描写がこまやかで、心の中まで描いているから、それが邦画のアクションなんでしょう。
それに反して、カビリアンはアクションは実際のアクションそのもの。奇想天外な展開と、派手なアクションで見る物を飽きさせない。
見終わった後に、痛快な感じしか残りません。さすがにデズニーですね。見ているあいだ楽しめて、見終わったら、スグにほかの事に取り掛かれる。と、、いうか、今見たパイレーツ・オブ・カビリアンはサッパリ忘れても可と言う気になります。フラガールは見終わったら、何か心の中に残ります!!!
どちらが映画かというと??片方は純然たる娯楽で、もうひとつは心にポツンと何かを残していきます。なので、どちらが優れているかとは言えない。しかし、数多い映画の中で、なにかをポツンとでも残していくことの出来た、フラガールは傑作のひとつだと断言できます!パイレーツ・オブ・カビリアンは何度でも見たくなる痛快な娯楽映画です。
映画の内容ではありませんが、、、。
最近の三軒茶屋はキャロットタワーができて、ちょっとお洒落になってきたんですが、この映画館がある一角だけは、昭和のニオイぷんぷんです。よくもコンナぼろい映画館が都内に、しかもお洒落な東急田園都市線の沿線に残っていたものです。昭和の映画館がかくあるベシと知りたい方はレッツラゴーです。
もう、、、何十年か前、浅草のロックのあたりで入った映画館に匹敵します。浅草の映画館の作りが、だいたい観客からして浮浪者なのか何かわからないような者が、一日中館内に居るんじゃないかと思うような人が、、、。映画が終わって館内に明かりがともり、いきなり映画館の横の扉4つぐらいが開いたら、そこは、もう外で歩道でした。合理的なつくりですが、映画館の脇が扉一枚で外と直結していたのにはビックリ。なので、人の排出も早く火事になったら超安全な造りでした。
三軒茶屋のこの古い映画館は、椅子はちょいと小さめ、スプリングが壊れていてもおかしくない、トイレがまたコンパクトで、ドアがあったかなー??男便所が通路っから丸見え、水洗の紐が上から垂れていて、当然水洗便所のタンクは木製かも?また観客がキテル人が多め、と言うことは自分もかーーー?。
もぎり嬢が、、これがバアサンだと思うでしょーーー違うんですね、俳優志望なのか、若くてキレイで、すらっと背の高い方!でも服装は見栄えのする容姿に反し地味そのもの、、、。きっと、夢を持って映画の世界の近くに居ようと思っているんでしょう。監督やイロンナ方が見に来られるから目に留まったら一躍抜擢なんてね、思いは持ち続けて欲しいが、、、!
新しいシネマ・コンプレックスもいいけど、三軒茶屋シネマのような、オールドな映画館も大好きです。ビバ三軒茶屋シネマ!!!!。
ですがケッペキ症の方にはお勧めしませんよ。
次は何を見るかな?