狭い我が家で。

旅のお次は、「準師範会義」in市村家。

いつもの姫路駅前の「じばさんビル」が取れなくて、市村の足揉み部屋で、詰め詰めの寄り集まり。
こんな感じ。



３月に札幌本部の直江院長が亡くなって、顧問となられたリフレパシー整体の武田先生をお迎えして名古屋から広島までの準師範の方々が１０名。

武田先生は、中国足心道を直江院長と一緒に立ち上げた最初のメンバーのお一人。
その後、足揉みだけでは、施術の完成度が足らぬとご自分の命を懸けて、作り上げたのがリフレパシー整体。

直江院長と別れて整体一筋、ウン十年。
さすがの知識量とお話、性格の良さもありか。
３時終了の予定を大幅に超過してもまだ、聞き足りぬ。
「是非、第２弾の講習を！」と、ボロボロになった先生をつつき回して、やっと終了。

面白かった、来て良かった、勉強になりました、楽しかった。
などなど、遠方からお集まりいただいた甲斐がありました。

その後、食事会で先生、食事もせずにひたすら飲んで、若いMちゃんと２人でハイボール１７杯！
大丈夫でっか～と思ってたら、二日後には、先生からの通信が入ってた。

翌日、旭川まで帰って、休むこともなく師範通信を長々と書いて発信する、その体力。

「僕は、施術した方が周りの人達からリスペクトされるような人になるようにと思って施術しています。
そんな人を増やしていきたい。それが、僕の欲です」

何らかの症状を持って施術に来られた方がお元気になられ、その方の周りの人を元気にしていく。
段々、その輪が広がって、周りが穏やかに住みやすくなる。
私自身も、そんな思いで足揉みしています。

一人が元気になれば、その人の周り１０人が元気になります。
１０人が元気にんなれば、１００人が影響される。
そ～して、皆が楽しく暮らせる。
え～やろな～。

三朝温泉へ。

今日は土曜日。

多忙な一週間が終わりまして、順々に。。。

まずは、久しぶりに夫と旅～。



三朝（みささ）温泉、旅館「大橋」さん。
三朝温泉は、鳥取県にあるラジウム温泉。自宅から車で約３時間弱。

ラジウム線量は、全国一番なそうで、「三朝」の意味が、三回朝を迎えれば、病気が改善するということらしい。
微量の放射線は、人体に効果的。

温泉街の真ん中に「温泉病院」もあります。
私達が泊まった旅館は、違いますが、湯治のために逗留されるための旅館もあるそうです。
クチコミ評価が高いお宿で、料理も温泉も、接客も高評価。
建物は、有形文化財の木造建築の古いお宿。
ですが、どこもここもピカピカに磨き上げられて、居心地も良好。

接客は、湯治に来られる方が多いためか、非常に温かい。心からの温かさを感じました。

料理はこんな感じ。







三朝の中でも、料理は一押しの旅館だそうで、「５０歳以上限定」のじゃらんネットの予約だったのですが、食べきれんほどの品数。
夫は焼酎、私は冷酒のボトルをそれぞれ手酌しながら、よか～！

温泉は、トルマリン温泉、ラジウム温泉、ラジウムのミストサウナ。
サウナは、昔、昔入ったことがあって、あまりの熱さに即脱出したことがありました。
が、ここは、６０度の源泉でミストを作っているので、４３度から４５度。
ゆっくり呼吸していると、全身にラジウムのミストが回ってくる感じで「これはかなり効果があるのでは。。」と思われました。

ちょうど、ご夫婦で癌治療のために来られてるかたと一緒になって、ついつい、足裏を出して
「ここが副腎っていって、癌によく効く反射区なんです」と押してみた。
脱衣場では、浴衣をめくり上げて「これ、レッグウォーマー。こうやって、ずらして履くと、あったかいんです」
足はいつも冷えてますとおっしゃるその方に、思わず、ぬいで差し上げようかと思ったほどのお節介！

癌になられて４年。
「もう１４，５回、ここに来ています。１週間、居るんです」とおっしゃるその方は、とても癌とは思えないほどお元気。

後で、お部屋係さんに聞いてみたら、
「そうなんです。来られる度にお元気になってらっしゃるように思います」と。

病院のしんどい治療より、温泉で温かいお湯につかり、美味しい料理を食べるほうがよほど効果がありそうだな～。
秋田県の玉川温泉も癌治療で有名だけど、ちと遠い。
ここなら、度々来られそうね。

日本は、どこを掘っても温泉が出ると言うくらい、温泉大国。
自然に治療できるんだよ～ってことなのかな。
台風一過の、翌日。
澄んだ夜空の月を眺めながら、露天風呂で満足した今回の旅でした。