中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

三朝温泉、橋津屋さん。

2019-12-06 23:35:42 | Weblog
11月28日、29日は夫と三朝温泉へ。
お泊りは橋津屋さん。入口は、こんな感じで風情豊か~。



三朝温泉は、川の上流に向かって左側が、大きな観光旅館が並ぶ温泉街。温泉病院もこっち側にあります。
右側が、いわゆる「湯治温泉」なのか、比較的こじんまりしたお宿が並ぶ。

今回の橋津屋さんもこちら側。
全館畳敷きで、温泉は3時のチェックインから翌日の朝9時までいつでも入れます。

源泉かけ流しの内湯は岩風呂で、上方から熱い源泉が流れ落ちてきます。
奈良からご夫婦で来られたという女性が、「こうして源泉を桶に汲んでおいて、上がる時に体にかけて出るんです」と。へ~。

温泉から上がる時は、最後にシャワーで温泉のエキスを流してしまわないように、ということを何年か前にどこかの温泉宿で読んで以来、湯舟につかって出たら、そのままあがっていたのですが、今回は源泉のそんな使い道があるのかと感心しました。
見ていると、先に出て行かれた女性も、シャワーで流すことなくそのまま出られました。
湯治場温泉は、「通」が来るのか?

それにしても、今回の橋津屋のお湯は熱くないな~と思って聞いてみたら、「熱すぎて入れないってクレームが出て、下げました」と。
あらら~。
秋田の玉川温泉などは、熱いのを我慢して入ってる人も多いのに。。。
癌の湯治として有名な玉川は39度でがん細胞が死ぬということで、多分体表の温度は45度近くになるように熱くしてあるのでしょう。
前回泊った「いわゆ」さんも熱くて、出しっぱなしの水のホースと一緒に浸かっていました。
でも、長く浸かっていられるのは橋津屋さんで、「ホルミシス効果」(ラドンの蒸気を口から吸いこむ)と言うことでは、良いのかも。

2,3分歩いた所に「雨情」という離れ湯もありまして、こちらは広いお風呂で露天風呂もあります。
温泉で十分温まりますから、帰り道は程よい涼しさ。早かったので、貸し切り状態。

夕ご飯は、例のごとく、おっちゃんは途中から飲んでばかりで食べるのをやめるもんだから、二人分いただきました。
今の三朝はカニがメインですが、痛風もちのおっちゃんのために、会席料理。
魚もお肉もたんとありましたが、鯛のあら煮が美味しかったで~。

病院も薬も嫌いな夫婦が年に1,2度湯治のためにと思い、でかける三朝温泉。
いつもの道の駅で、こ~んな大きな白菜が200円!このどでかいキャベツが100円でえ~の~。
申し訳ないな~と思いつつ、娘夫婦の分と二つずつ購入。
とろろご飯が好物の息子のために「ねばりっこ」という自然薯もついでに。

あ~、また行きたいな!
金山、掘って来いよ~、夫君。


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教皇フランシスコ様。

2019-12-06 23:29:58 | Weblog
長いこと更新しなかったので、写真が溜まってしまいました。

こんなこともありました。



ローマ法王、フランシスコ教皇様来日。
長崎と広島を訪問して、安倍首相と会談し、最後に天皇陛下に会われて出立されました。

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「なによりもまず、患者を害するな」

2019-12-06 22:04:33 | Weblog
アンドルー・ワイルの「癒す心、治る力」、やっと読み終えました。



購入したのは、もう10年位前でしたが、読みかけては止め、また開いては閉じ、何度も読もうと手にしても続かなかった本でしたが、今回は、「こんなことが書いてあったのか」と思いながら、一気に読んでしまいました。

どうして読めなかったのか。
私自身が未熟だったため、ワイル博士の言う「自発的治癒力」を理解できなかったからだと思う。

今は、まさにその通り!って博士の言葉に同感しながら読みました。
自分の目の前に座る方々の、足揉みで刺激を受けた脳が、ご自身が持つ「自然治癒力」を引っ張り出し、元に戻って行かれる姿を見ることが日々続いています。
私が特に何の治療をしているわけではありません。ただ、足を使って脳を刺激しているだけ。
そのことが、自然治癒力を高め、その結果として不可逆的になっていない限り、元に戻る。

この15年で、母をはじめ多くのガンの方をお見送りしてきました。
当時は、やはり病院の治療を優先するべきだと思っていた私は、「自発的治癒力を使って元に戻す」と言うことが自分の中で確認できていませんでした。

今は、逆になりました。
病院の治療の前に、自分でできる所までやってみよう、と思うようになっています。
癌に限らず、すべての体の不調に対して、です。
どうにもこうにも、になったら対処療法として病院へ行くのも仕方がない。
勿論、事故で大けがをした場合などは、すぐ病院へ!これは、当たり前のことです。

ワイル博士の本にある「チャンスさえ与えられれば、体は自分自身を治す力がある、体は健康になりたがっている。自然の治癒力はいつも作動する用意がある」という言葉は、私の確信を強めてくれました。

「人々が治癒について考え、治癒をめぐって語り合い、治癒を探求するような時代の招来は、わたしの使命である」と博士は言う。
来年からの足揉みの療術師の勉強会のテーマは、これにしようかな~、いかがでしょうか、皆様よ。

ブログタイトルの「なによりもまず、患者を害するな」と言うのもこの本に出てくる医聖ヒポクラテスの言葉です。
抗がん剤のように、今まで普通に生きてきた人たちを段々弱らせて最悪、死に至らしめる。これが、まともな医学であるはずがない。
体に任せて、自然に元の自分に戻っていくにはどうすれば良いか、何を手伝ってやれば体の助けになるのか。

1990年代後半、博士の住むアメリカでは西洋医学以外での治療として「代替医学」を取り入れる大学が増え続け、現代医学と代替医学とを統合する「統合医学部」が誕生しているそうです。
ハーバードやエールなどが講義科目に「代替医学」を追加していると書かれています。

「代替医学(療法)」として、博士が挙げているのは、鍼療法、アーユルヴェーダ医学、中国医学、イメージ療法、生薬医学(ハーブ療法)、ホリスティック医学、ホメオパシー、催眠療法、手かざし療法などなどがあります(他にもありますが、書ききれない)。

人が持っている自然治癒力でまだ眠っているものあるだろうから、医学はそれを発動させるスイッチを探し求めることが大切だと。

本の中に出ていた症例ですが、ある時、脾臓が腫れて腹部が大きく張り出している女性がやってきた。
内科医が脾臓摘出のために外科医に紹介したが、その外科医は脾臓の役割が何かあるはずだと、そのまま様子を見ることにした。
この女性、普通は骨髄で造血するのだが、その機能が壊れてしまい、その代わりに脾臓で造血していたため、異常に腫れていたと分かった。
脾臓と言うのは、胎児の時にはここで造血し、生まれた後は、その機能が骨髄に変わる。
ところが、その骨髄が何らかの理由で機能停止してしまった場合、脾臓が再び造血機能をもって働き始めたというのだ。
もし、外科医が脾臓の摘出をしてしまっていたら、この女性は、すぐに死んでしまったことだろう、と。
体のどこのスイッチがどう入ったのか分からないが、骨髄から再び脾臓に機能を戻すことなど体にとっては当たり前のことだったのか。

去年の6月、同じような60代の男性を揉んでいたことがある。
「骨髄異形成症候群」と言う病名で、骨髄が造血しなくなり輸血でしのいでいた状態だった。
その時、ふと思ったのが「もしかしたら、脾臓が代わりをするかもしれない」ということだった。
揉むにつれて輸血の回数が減り、ええ感じや~と思っていたら、突然に亡くなってしまわれた。。。

原因も分からないまま、唖然としたが、今回本の中の女性のケースを読んで、やっぱり!と思いました。
体は、必ず非常ボタンを持っている、と。
この男性も突然死がなければ、いつか脾臓での造血が始まっていたのかもしれない。

今、透析の60代女性を揉んでいます。足揉み歴3年。
全体的に体調は良くなったと思われます。
「一度、透析に入ってしまった腎臓が元に戻ることはない」と院長にも言われましたが、腎臓は戻らなくても、他の臓器が代わりになることはあるかもしれない、とせっせと揉んでいます。

尿を作って排出するという機能まではできなくても、身体の水分調整くらいはどっかの臓器で担当できるやろ~、そうとちゃう?
と彼女の体に呼びかけながら、毎月楽しみにしています。

頑張ってや~。



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「抗がん剤、やめますか?」

2019-12-06 21:29:09 | Weblog
前回のブログ、「しびれが酷くて眠れません」の乳がん全摘手術の女性の足揉みに今日も行ってきました。

「足のしびれが酷くて、昨日も一昨日も眠れてないんです」と、情けなそうな声。
思わず、
「薬、やめましょう!」と言ってしまいました。

ら、「先生が、抗がん剤、止めますか?途中で止められる方もありますよって言われるんです~」と。なんと!
それも、先週の抗がん剤の時にも言われたとのこと。

その時は、ご主人と相談して、「もう少し頑張ってみよう」と言うことになったらしい。
「もう、頑張らなくてもいい!止め!」と叫んでしもた。

この方の場合、最初から5か月間という期間限定の抗がん剤で、あと2回残っています。
夜も眠れない程のしびれと、爪が薄くなっていまにも割れそうなので、指の何本かに絆創膏を巻いておられます。

「申し訳ないのですが、生協の荷物のテープがきっちり止めてあって剥がせないんです。後で、剥がしてもらえますか?」
爪が割れそうで、指先に力を入れられないということだった。

全く、何と言う残酷なことなんだよ!

やっと読み終えたアンドルー・ワイルの「癒す心、治す力」を日本の医者は皆読みなはれ!って感じ。

抗がん剤を途中で止めるケースは、白血球の数値が下がり過ぎて、できない場合。
これは、事前に血液検査をして、当日の数値が低かったら、そのまま「お帰りください」ってことになる。
または、副作用が強すぎて、体を痛めてしまう場合。
患者さん本人が、「こんなことしてても、体が弱るだけだ」と病院と縁を切ってしまう場合。

でも、今回のように数値は安定している(白血球数は2500位ある)のに、先生の方から「止めますか?」と聞くケースは珍しい。
止めると患者さんが言っても、なんとか説得して続けさせるものかと思っていました。

おまけに、この先生「あなたは、もっと勉強した方が良い」とまでおっしゃったそうな。
「何の勉強?」と聞くと、
「抗がん剤とか、癌についてじゃないでしょうか。病院の言う通りにしなくても良いっていう雰囲気でしたよ」と。
えーーーーー!

この先生、本当は「抗がん剤なんてやめとけ」って最初から言いたかったんじゃない?
でも、病院の経営都合でそうはっきりとは言えずに、とうとう「もっと勉強した方が良い」って言葉が出たような気がする。

「手術、放射線、抗がん剤というのは、標準治療ですから」だとさ。
標準治療というからには、他の例外治療もあるでよ!っておっしゃりたいのでは?
だから、勉強して他の治療のことも調べて探せ!と言うこと?

やっと、日本のガン治療も、こんな先生が出てくる所まで来たのかと言う思い。




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