館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

2016秋の沖縄・・座間味島ゆるり。

2016-11-16 05:29:52 | 旅は続く


2年ぶりの座間味島が、高江とともに、今回の2つの柱だ。




かなり、B級の目的なんだけど・・・
2014年、この国の考古学では、今のところ21世紀最大の発見があった。そんな話を書いて、その遺跡やら、現物の遺物を見て回ったことは書いた。

こちらがそれ。


本土と違って、石灰岩でできている沖縄は旧石器時代の人骨が状態よく見つかっている。15000年とか23000年とか言った時代の骨だ。
しかし「骨は見つかるが、石器といった、生活痕が見つからず」いったいこの人骨は、そこに生活していた先人のものなのか、それとも、別な島から死体で流れ着いたものなのかと、論争状態だったのだ。
そして、ついに、貝器や石器が発見されたのだった。同様の発掘とその成果は、石垣島などでも、新空港の建設に伴う発掘で、みつかり、今沖縄では続々と発見されはじめているのだった。

今年になって、それらの研究成果が1冊の本になって、僕は写真のこの文章にくぎ付け!!!

「出土品に類似した石英は、沖縄島北部や慶良間諸島などに分布する変成岩中から、再結晶した石英脈として産出する・云々」!!!

あれだ!前々から行くたびに、僕がまったり眺めるあの切通しじゃないか!!!!

こりゃ、また行って、石英脈など眺め、落ちているかけらなど、欲しいなぁ・・・と、このようなよからぬ思いで、2日目早朝、一番の高速船で座間味を目指したのだった。



船は出てゆく泊港・・やがて遠方に座間味の港がうっすら・・・

もちろん、座間味なので、午後は民宿の屋上で、泡盛が1本あくまで、呑み・寝て・本読んでのリフレインは必須なのだ。



やっと着いた。凪いでいたので、酔い止めも飲んだが、船酔いせずに(翌日帰りは、ぐっしょり酔って、たどり着いた泊港ではしばらく歩けなかったでよ)到着。



米軍が最初に上陸し、砲弾の雨の中、多くの住民が集団自決した島だということは、忘れてはいけないというも思ってるさ。



港から続く、1本のメインストリートの奥に、いつも僕がお世話になる民宿がある。



民宿に荷物を預け、いつもの貸しバイクやさんでバイク。




集団自決の場所・平和の塔などで手を合わせる。



やってきましたよ~~切通し!!!




ありますねぇ・・・変成岩中の再結晶した石英脈!!!!素敵じゃありませんか~~



発掘されたのに似たやつなど、崖下の散乱する石から拾い、ちょいと記念写真。




変成作用を受けていない砂岩や泥岩の層などもいいな。



西の展望台は、よく見れば、地層まんさいじゃないか~~




島のまったく人が住んでいない北側の眺め・・・・回り中の海は、東シナ海なのだ。




2つのビーチが東西にあり、西は遠浅・・東はすぐ深くなるビーチなのだ。泳ぐと、魚だらけだぜ。



ビーチで拾った木切れでツボ棒作ったり、真っ白なサンゴ(最近箸置きで使用)拾ったり、緩い時間が流れ・・・



午後の部準備で、バイクを返し、買い出し・・・・漁協の直売所の道端には、なんと!!「特攻花・テンニンギク」が咲いているではないか!!!
笠木氏の名曲「特攻花」を心で歌いながら、なんだか、うれしいような・・・悲しいような・・・




漁協売店で、揚げたての天ぷら・ここで作られた「魚肉ソーセージ」など購入。



島に1軒だけのジェネラルストアで泡盛・おにぎり・つまみな・氷など購入。




民宿屋上に、僕の別荘を設営。




旨い!




うとうと・・・



12時半から4時まで、身も心も解放された感じ?部屋に戻って、ベッドで寝てしまい、起きたら9時近かった・・・

おなかすいたので、まるみ食堂に行って「刺身定食」を食べて、あんなに寝たんじゃ寝れないか?と、思いつつ、呑みに行こうかなと思っていたが、日光浴疲れ?の感じで、そのままベッドで本など読んでいたら、いつしか朝であった。

2年も来ないと、こんな小さな島も変化がある。役場が新築され、公園がきれいに整備されていた。




乗るとき「あれ?クイーンザマミはⅡじゃなかったっけ?」と思っていたが、新造されⅢになっていた。

どうりで、綺麗であった。

こうして。2日目が終わり、3日目の朝がやってきたのだった。

11時20分に那覇に着いたのだが、船酔いで波止場でしばしぐったり・・・

30分ほどで回復し、歩く気力も出てきた・・・・3日目・・・なのも予定を入れていない、行き当たりばったりの旅に突入したのだった。

コメント (4)
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