およそ秋のキノコが恋しくなる気温ではない・・・煮込みうどん・・・・まだ冷やしタヌキが恋しい。
30年以上お山でキノコ採りしているが、こんな気象の状況は初めて。率直に出ている気がしないのだ。
そんな中、結局調査してみないとわからないという、当たり前のテーゼに沿って、毎年のほぼ同じ日取りで調査に出かけた・・3日の出来事だ。
同行の面々・・・浅間山はやや気温が高いが秋晴れ?頂上まできれいに見えた。活火山・・・噴き出した火山灰が昨年より多い気がする。
こいつだけは期待を裏切らないだろうと確信の「ヌメリスギタケモドキ」。確かに期待は裏切らなかったが、発生数は例年の半分以下かも?
豆もそれなりにあったが、こちらも発生数は好くない。
秋のキノコはほとんど出ていないのだ。そして夏キノコがまだまだ元気であった。
山はまだ晩夏・・・・秋キノコは静かに出るべき状況を待っている?感じであった。
写真・・・典型的な夏キノコ(初秋?)ハツタケ。
このウスヒラタケの群生は絵にはなったが、こうした温度が高い時期は、「キノコバエが卵を産み、中で幼虫になっていて」とても採れる状態ではなかった・・
もったいなかったなぁ・・・虫が入ってなければ、極上だったのにぃ・・・・
老菌のハナビラタケが共生する同じカラ松の周辺には、まだ幼いハナビラタケ。美味しいので採ったさ。
かなり生えていた「チチタケ」のエリアを発見。毎年なら「ハナイグチ」の場所だ。
よい出汁の出る茸で、今回これがかなりの量で採れたので、ほっとした。
キノコ汁やうどんは4・5種類入らないと、本来の旨さが出てこないのだ。
やはり、ガイドとしては、それなりの量と種類は確保して分けたいものである。
結局3人、ひと箱ずつ。昨年の3分の1ってかんじだ。こんな年もあるってか・・この温暖化が毎年のことになったら、今までのキノコの大漁は難しいかもしれない・・・
我が家の分。
火を入れて保存用(2食分)・本日食べる分(キノコ煮込みうどん)そしてもう1度キノコ炒めで食べる分を処理した。
途中、写真の大粒の栗も拾った。こいつは美味かったなぁ・・・
今週末は行っても無駄・来週は所用合って行けない。
21日に3人ばかりつれて2度目のお山のキノコが組まれている。
ある意味、一番良い時期かも?
こんな年は初めてだなぁ・・・・・
写真をわすれて、図鑑から拾ったが、食べごろの「マスタケ」も高い樹上から採った。
フライにするとまるで、ササミフライなのだ。2人が持ち帰り、教えの通りフライにしたらしい。
同行の1人は、プロの料理人で、見事にフライにした写真を送って来た。
天晴!旨そうだぜ!
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