9日は雨だった。9時半ごろ止む予定ながら、キノコのお山は8時から始まる・・・・まずは、美味しい横川SAのてんぷら蕎麦。
火曜・水曜しか休みでない、弟子になって3年目の佐野民商の会長たちとの、調査を兼ねた今年最初のキノコ採りの記録である。
他、いつもの八王子のO氏・桐生のT氏が加わり、総勢4名であった。
関心のない方は申し訳ないが、この調査を楽しみに閲覧の方も数名居て、俺にとっても大事な記録なのである。
もう、紅葉が始まっていたが、なんせ雨、お山や紅葉など写すゆとりが無く・・・・キノコの写真ばっかりだぜ!
まずは、ヌメリスギタケモドキ・・・こいつは裏切らない。時期もぴったりで今年は豊作の予感だ。
ナラタケは豊作。しかし、だらだら発生しないので今回がピークだな・・・・来週の方々は、拾いどりぐらいだろう・・・
数年続く温暖化でお山のキノコはどうなる?であるが、どうも、採れるキノコの種類が変化している気がする。
ナラタケは日本で9種類。今まではマイナーだった「オニナラタケ」が爆発的に増え、「キツブナラタケ」など姿が少なくなっている気がする。
しかし、今回は「ナラタケ祭り」であった・・・・・きりが無いほど発生し、日持ちの良い「幼菌」を選んで採ったぜ!
ナラタケ極上品とヌメリスギタケ極上品の共演。
アカモミタケは発生が始まったばかり。これから来週までOKだな。
シロヌメリイグチ・・・ハナイグチより一足早く発生するイグチだが、まさにベストな状態だった。
他、目当てのハナイグチも結構取れた。ハナイグチは豊作の予感である。これから20日まで、発生するだろう。
あてにしている方々・・・喜べ。
毒キノコの共演。テングタケさんとキサマツモドキさん。
他、採ったキノコは、ヌメリイグチ・アイタケ・など。
幼菌すぎて、見置きは「クリタケ」。
そして驚きの発見。このお山に35年ぐらい通って初めて。まさかの「マイタケ」であった。
大きなコナラの木の根元に3株。
温暖化で、生えるキノコが変わってきたのかも?と、思わせたキノコだ。
マイタケは、標高700から800mのキノコだ。我がお山は標高1000~1100。
100mごとに0.6度下がるから、温暖化で、キノコも1000まで登ったか?って、ことだ。
このまま温暖化が続けば、生えるキノコが、変化するだろうな・・・さて、わし、あと何年お山に行けるやら・・・
今後、いままで、観察しなかった「コナラの大木」の根元は注意だな。
ピンボケだが、秋の花が咲き始めていた・・・「トリカブト」。
保存が利く我が家の今回の収穫の幼菌たち。
青唐辛子と和え物を作る品々。
写真奥は、空炒りして冷凍保存。
手前はこの日の夜食べた「キノコうどん」の具材。
おまけの「山栗」・・・栗は不作だったようだ・・・・
雨で、テンションが下がっていたが、キノコを見た途端、別の物質が脳内にあふれ、やっぱり夢中になってしまうなぁ・・・・
しかし3時間ほどだったのに、疲れが翌朝残っていた・・・・・じいさんになったなぁ・・・・悲し。
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