時々無性に、石や地層・・・化石なんぞに頬刷りしたくなる・・・(変人だらうか?)
安近短・・佐野市葛生化石館につい・・出来心で。
ここらは、昔葛生町、良質な石灰岩の産地で、その消石灰は江戸城のなまこ壁用に使われるほどだった・・・
石灰岩??とくれば、古生代あたりの古い岩盤だんべ・・・
ここは、無料・・・そして、その分陳腐と思いきや、古生代ペルム紀(最後の古生代だわさ)辺りの出土品を中心に、面白い展示があっていいところだでよ。
戦後、葛生原人発見!で数少ない旧石器の人骨で騒がれた場所でもあったが・・・
この日本中の主な石灰岩の産地の石灰岩を一堂に集めた展示はここしかないかもしれないぜ。
あちこちに、触ってみてください!と、実物の化石や石が展示されているのもいいのだ。
頬刷りもできる!
な・・感じな。
沖縄のコーラル・・琉球石灰岩も古琉球石灰岩も展示!!南部と本部のだんべな。
ステゴドン実物もあるでよ。
笠木透・・・・時々少年のように、目を輝かせる男だった。
彼が他界する1年ほど前僕が「笠木さん、人類の歴史を400万年とすれば、399万年間人は戦争を知らず、多く見積もっても最後の1万年で、人を殺す武器を発達させたんです。400万年を仮に4メートルとすれば、人は最後の1センチで戦争をはじめ数ミクロンのところで、地球と人類を破壊するほどの核を持ったのです。」「縄文から弥生の移行期です。」と話すと、目を輝かせて、「今度俺にその辺の講義をしてくれ!」と話された・・・
彼の興味は、果てしなく、多方にわたり、こだわると驚くほど深く探求する男だったなぁ・・・
♪広い平野のすそ野の辺り 走り回ったステゴドンたち 古代の海の波打ち際で どんな朝を迎えていたのだろう
昔海から渡ってきた 歌と踊りの好きな人たち 戦いの嫌いな人たちの上に おびえずにすむ朝はあったのか
朝が来た また朝が来た 何回 何度目の 朝だろう♪ 「アンモナイトの朝・笠木透」
最近の研究分析で、江戸時代辺りの人骨と分かってしまった、葛生原人のコーナーもある。
骨がレプリカなのが気に入らん!現物置けよ~~
庭には「さざれ石」の大きな本物がある。
そこには1本の黒松・・下は芝生・・・この条件が整えばキノコ・・・・
と、予定調和のごとく4本の「アカハツタケ」が美味しそうに生えていた。
採ろうと思ったが、近くを頻繁に人が通るので、断念!
美味しい出汁が出るのになぁ・・・・・
佐野に住んでたら、1度くらいは、ここに遊びに来なさいよ!
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