館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

戦争はごめんだ!市民パレード IN佐野で歌ってきた。

2015-06-16 06:48:00 | ロスト シングアウト


栃木県佐野駅・・その広場に、300人に手が届こうかという市民が集まった。

政府・自民党・公明党が強引に通そうとしている「戦争法案」に反対の意思を示し、街中をパレードし、アピールしようという集会であった。




オープニングアクトは「はらっぱエイサー隊」のエイサー。

フォークシンガー山本さとし氏の「広島のある国で」で始まった。



委員長あいさつ・リレートークが続き・・・・のぼり旗・手作りのメッセージを背負い、掲げ、パレードは出発していった。



パレードの送り出し・・ウッドランドとロストの「ダウンバイザ・リバーサイド」が響く。

ここで、歌い奏でられて、幸せだと思った。

フォークはこのような場がふさわしいとも・・・・



駅前通りを歩くパレード・・その最後尾を眺めつつ・・・



パレードに参加できない人たちが広場に残り、1時間余のパレードの帰りを待つ。

僕らの出番はここからだ。

1番手、つかみの「ロスト」だ。

演目は「みんな生きている海・・・日本国憲法第104条」だ。

笠木透氏の想像力・反骨の見事な詞だでよ・・

♪ 人間はたとえ 自分にとってよいことでも 家族にとってよいことでも 会社にとってよいことでも
    国家にとってよいことでも 地球にとってよくないことは してはいけない 日本国憲法第104条 ♪



何やってるのだろう?と、遠巻きに見る駅に降り立つ人々・・立ち止まり・・彼らも参加者になった人もいるだろう。

T市でもこのような集会はあるが、僕が若手と呼ばれるのだ。

ここ佐野は、若い人の参加も多く、プチ驚きであった。



こういう場に呼ばれ、歌える僕ら「館林ロストシティーランブラーズ」は幸せ者である。

「特攻花」そして、この本番数日前に主催者からのリクエストで「新しい憲法の話」と、笠木氏の3曲を歌ったのだった。



2番手は、若い!

「THE MOON」・・・僕らが失ってしまった、清廉なアピールが素敵であった。



3番手・山本さとし氏・・・福島出身の彼は、反原発を抒情的に歌う。



さてトリは、茨城の百姓フォーク「ヒューマンファーマーズ」である。

田中正造と沖縄の当山久三の出会いの歌「一声不平あり」を歌うと言ったら、観客のおじいの目の色が変わるあたり・・さすが正造ゆかりの佐野市。
市民に正造が生きているんだなぁ・・と、思ったのだった。
この会場のの道路を挟んだところには「正造生誕の地」の碑が建っていた。正造にも届いたかしら?

トリにふさわしいパンチ力であるなぁ・・・



やがてパレードが戻ってきた・・・最後にファーマーズ、ロストで「平和の暦」を賑やかに歌い、パレードを出迎えたのだった。

戻ってきたパレードの高揚・熱気にテンポの良い僕らの歌が、混ざり合い、1つに成れたような気がしたなぁ・・・


何とか維新を抱き込み、自公だけでない「野党」も加わって決まったとしたい策動が見え見えだ。

こんなもの通したら、子供や孫に申し訳なくて、死ぬに死ねない。

世論は反対の声が高まっている・・・反対の意思表示・・・小さなところでもいい・フェースだろうがブログだろうが、どこでもいい。

それが大事だ!



集会果てて後、2時間後に山本さとし氏の小さなコンサートが行われた・・・

写真はその風景。

福島をしっかり歌っている今の彼だが・・・そこでも、「戦争法案」の反対意思を歌ってほしいと思ったぜ。

コメント (6)
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