おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

杖とショッピングカート

2021-04-07 12:12:42 | Weblog
style="text-align:centerとうとう杖を買った。三年使ったショッピングカートを、重く感じるようtになったからである。人の車に乗せてもらう時、カートの上げ下げで大事な車に傷をつけるといけないからと、手を煩わせてしまう。それも苦痛になったからでもある。
 さっそくデイケアへ行くのに新しい杖と靴と手持ちの手提げ袋とで行ってみた。袋はカートより物が取り出し易い。
 次の日は新年度の「句会」なので、概要とか会則とか、名簿とか、会計報告とか、書類が多いのでカートで行った。周りの桜のちりはじめた交流館では熱を計ったり手を消毒させたりとコロナ対策に心を配っている。
 当日の申し込み書にサインをして、二階の会場の黒板に書く太いマーかーをケース毎借りてあがる。いつもは1時間半を2セット借りれるので余裕であるが今日は半分の1セットだけである。従って提出句を切ってばらしたりせずにハガキ大の用紙に書かれた3句を(いつもは5句)A4用紙に貼り付けて印刷し、新年度の総会、選句、先生の批評。まで一連の運びを楽しく行い、会を終えた。満開の桜の下をそぞろ歩いて吟行したかった四月であるし、いつもより時間が早いのでお茶をしようと言う事になり先ばかり急ぐ私はそちらのメンバーに同行してしまった。
 物事は始めがあれば、終わりがある。おわりよければすべてよしなのに、マーかーのケースをカートの中に入れたままだった。副会長がそれを探していて茶店に来るのが遅かったのに気付かなかった。恥ずかしいきわみである。
 私の今年度はもっと落ち着いてである。
          俳句 自転車の前籠に乗る花吹雪
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