先日、石巻の「大将」から、久しぶりにハガキをいただきました。
大震災と津波で大きな被害を受けた石巻で、花屋さんしておられる男性です。
僕が20歳の時の自転車旅行で知り合った40年以上前からの知り合いの方です。
http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/fe2d3140d4a351ce1f6e91143c3d5b7a
大将からのハガキは、このような文面でした。 ↓
あの日より半年。月日の流れの早さに驚いています。
町全体が、復興に向け、頑張っています。
我が家もお蔭様で店を仮再開し(かなり厳しいですが)、
外壁、あの日よりベニヤ板でしたが、今月中旬、やっと大工が入ります。
形だけでも一応それが最後。あとは、頑張り次第です。
長いようで早い早い半年でしたが、手付かずの所、まだまだあります。
大変な毎日の中で、あの大震災からこれで3通目のハガキをいただいたことになります。
お返事のハガキを書きましたが、僕には通り一遍の言葉しか書けず忸怩たる思いでした。
思えば…
大震災から9日後の3月20日に、石巻の大将から「無事だった」との電話がありました。
翌日、そのことをブログに書いたのですが、約3ヵ月後、そこへコメントが入りました。
「縁の下の力持ち」という、支援活動団体の代表・土井様という方からのコメントでした。
こちらは震災の被害にあった方たちを支援している団体です。
新しい支援の形をと、現在、被災した花屋さんを探していました。
よかったら紹介していただけませんか?
さっそく僕は、大将の住所、氏名を、その方にメールで送りました。
すぐに、お礼の返事もいただきました。
今日、久しぶりに「縁の下の力持ち」のサイトにアクセスしました。
今日も更新しておられます。根強く支援活動を続けておられる様子がよくわかります。
大震災から半年以上が過ぎましたが、まだまだ、被災地では厳しい闘いが続いており、
今も献身的な支援活動が粘り強く続けられているということを忘れてはならない…と、
改めて身の引き締まる思いがしました。
「縁の下の力持ち」のHPをご紹介します。
ぜひ、ご照覧いただけたら、と思います。
http://ennnosita.web.fc2.com/
このことをブログに書きたいと思いつつ、つい時機を逸して、数ヶ月が経ってしまいました。
今回、大将からハガキが来ましたので、これを機にこの団体を紹介させていただきました。
土井様はじめ、当団体の皆さまに、心より敬意を表したいと存じます。
石巻の大将も、「形だけでも一応それが最後。あとは、頑張り次第です」
と、ハガキに書かれていました。
頑張り次第…とは、まことに厳しい条件ですが、「頑張ってください」とお返事するしか…。
でも、体だけは壊されないように…と願っています。