「孤舟」を読んいると、いろいろなことを考える。
定年退職後の生き方って、ホント、むずかしいのです。
定年後もいろいろと活動されている方々の話を読んだり聞いたりすると、
それに比べ、何もしてない自分を思い、このままではいけないな~と焦る。
そんなとき、こんな文章に出会った。
あぁ、よかったなぁ~と思った。
何もしない時間を持つことが強いて言えば健康法です。
深呼吸して静かに座り、自分の頭の働きを止めて、ただ無為になる。
そうすると落ち着いて意識もすうっと変わっていきます。
その後は、感性が研ぎ澄まされ、物事にとっても敏感になるから、
何でもスムースにできるようになりますよ~。
何もしない時間を持つこと。
これが大事だ、ということです。
僕なんか、いつもバタバタと無駄な時間ばかり使っている。
何もしないのはいけないことかと思っていた人間にとって、
この言葉は、目からウロコが落ちる思いです。
別に、何もしなくていいのですよ。
何もしない時間を、持ちましょうね。
ただ、これを読むとわかるように、
最後まで何もしないのじゃなくて、
何もしない時間を持って感性を研ぎ澄まし、
物事に敏感になって次にやるべきことをスムースにスタートさせる。
とまあ、こういうことなのですが、いずれにせよ、常にあくせくして、
「何かしなきゃ」と、時間の虜になってアセるのは、よくないわけですよね。