坂本冬美の「また君に恋してる」が、若者から年配の人まで、幅広い層に受けているらしい。演歌歌手が歌う、という印象はなく、演歌、ポップス、フォークソング、etc、ジャンルを越えてしまった感じがある。
いい歌はいい。彼女の声に惹きつけられる。もう一つは、誠心誠意、歌う真心を感じるのだ。
そして11日日曜日放送の‘N響アワー’で、マーラーのシンフォニー5番を聞いた。
映画‘ベニスに死す’で有名になったが、この曲は現実とは違った空間に連れて行ってもらえる。音楽の浮遊性が生きているのだ。存在への許しが満ち満ちている。
そして龍馬伝のBGMもいい。映像にかぶって邪魔にならない。今回は、龍馬をめぐる女の深い愛情と情感が、音楽によって支えられていることが感じられた。
思えば私が十代の頃に比べて、耳にする音楽の質も量もまったく違う時代になった。
なにより外に音楽を携えて、さまざまなシーンで楽しむことが出来るようになった。
都心に向かう電車の中では、あまり好きでなかった曲が、思いのほか状況にぴったりして、心地よかったりする経験もある。
それに咲き誇る桜の樹の下で聞いた、カレーラスのアリアもいい。
心の風景に合うものだけでなく、身を置いている情景の中で、音楽を身に纏う新しい音体験が出来る豊かさを知ったのだ。
まぁ、ウォークマンには乗らなかった私の場合、それを実現してくれたのはiPhoneなのだけれど。
これはカーステレオで聴いた音楽空間世界よりは、もっと多様性に富んでいる、と思う。
そうそう、授業を終えて乗り込んだ電車のなかで、井上陽水を選んで聞くことがある。
疲れたからだにスィーツを食べたときの喜びにも似た耳からの快感?
いや、違うかも。
理屈はいい。
私は、音楽が好きなんだ! ってこと。
いい歌はいい。彼女の声に惹きつけられる。もう一つは、誠心誠意、歌う真心を感じるのだ。
そして11日日曜日放送の‘N響アワー’で、マーラーのシンフォニー5番を聞いた。
映画‘ベニスに死す’で有名になったが、この曲は現実とは違った空間に連れて行ってもらえる。音楽の浮遊性が生きているのだ。存在への許しが満ち満ちている。
そして龍馬伝のBGMもいい。映像にかぶって邪魔にならない。今回は、龍馬をめぐる女の深い愛情と情感が、音楽によって支えられていることが感じられた。
思えば私が十代の頃に比べて、耳にする音楽の質も量もまったく違う時代になった。
なにより外に音楽を携えて、さまざまなシーンで楽しむことが出来るようになった。
都心に向かう電車の中では、あまり好きでなかった曲が、思いのほか状況にぴったりして、心地よかったりする経験もある。
それに咲き誇る桜の樹の下で聞いた、カレーラスのアリアもいい。
心の風景に合うものだけでなく、身を置いている情景の中で、音楽を身に纏う新しい音体験が出来る豊かさを知ったのだ。
まぁ、ウォークマンには乗らなかった私の場合、それを実現してくれたのはiPhoneなのだけれど。
これはカーステレオで聴いた音楽空間世界よりは、もっと多様性に富んでいる、と思う。
そうそう、授業を終えて乗り込んだ電車のなかで、井上陽水を選んで聞くことがある。
疲れたからだにスィーツを食べたときの喜びにも似た耳からの快感?
いや、違うかも。
理屈はいい。
私は、音楽が好きなんだ! ってこと。
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