羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

有難い!

2008年04月27日 14時22分49秒 | Weblog
 実は、一昨日の夕方から、典型的な風邪の症状がでてしまった。
 咽喉の炎症は確実によくなっていたのに、ガッカリしていた。
 今日は、風邪もおさまって、声も出るようになっている。
 高音部がまだ出ないままだが、声を出すときに「発声するぞ!」とかまえて、一番よく響くところに当てるように意識しなくても、何気なく話すことが出来るようになった。
 
 思い出したことがある。
 幼稚園から小学校に入学するまで、扁桃腺を腫らして、声が出なかったことがあった。
 当時は「吸入器」のお世話になった。
 アルコールランプに火をつけ、ホウ酸を入れた水を沸かしながら、咽喉を加湿する。顔や前髪に細かな蒸気が当たって、びしょびしょになるのだった。
 一日に何回か行ったような記憶がある。
 柔らかな湿気が咽喉を潤して、気持ちよかった。

 吸入をかけながら「あ~、あ~」と、発声して、自分でどこまでよくなったかを確かめていた。
 この吸入器は、高い棚の上に片付けられているに違いない。
 
 しかし、今回は、参った。
 いつも本が出来上がると、ぎっくり腰を起こしたりしていたが、今回は何もないと喜んでいた矢先の風邪症候群だった。
 やはり夜中に目が覚めて、その日によって多少質の違う不安に襲われる。
 その時には、体操をひたすら行っている。
 暗闇の中で、‘呼吸’という灯りをつけて、一しきりやっている。
 最後は「ヨガの逆立ち」だ。
 そこまでくると不安感がスーッと消えていく。
 有難い!
 再び床に入って、明け方まで眠りにつくのだ。
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