羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

ご来光と3大テノールガラコンサート

2018年01月01日 10時36分34秒 | Weblog
 謹賀新年

  2018年元旦

    
 皆様の御健康と御多幸をお祈りいたいします。


 さて、今朝、4時2分高円寺発中央線に乗り、新宿で山手線、浜松町でモノレールに乗り換え、羽田空港第二ターミナル5階展望台でご来光を拝む。
 5時30分にデッキ開場、2分前に到着。
 すべて順調にはこんだ。

 暗闇のなか、点々と灯火が静けさを際立たせる。
 飛行機が数台、その周りを整備の車が動いている。

 私は、デッキの一番前に陣取って、日の出を待つ。
 本日のBGMは、「三大テノールのガラコンサート」である。
 ほぼ1時間半のプログラムだ。
 日の出の時刻までに、ちょうど聞き終わるに違いない、と選んだ。

 全く、寒さは感じない。
 お蔭さまである。
 何故って、中央大学の空手教場の寒さ対策で骨を覚えた。
 こうした状況にしっかり対応できる力をつけさせていただいた。

 立っていることにも疲れは感じない。
 このこともお陰さまなのである。

 ひたすら、待つ。待つ、待つ。
 退屈もせずに、待つ。
 これは音楽の力と雄大な空の色の変化である。

 ある瞬間から、夜があけてくるのが感じられる。
 色調がいい。
 海の波面が微妙に揺れているのが見え始める。
 風は殆どない。

 とりわけ東からうっすらとベールのように染まり始める頃がいい。
 時計は6時20分を回っている。

 ルチァーノ・パヴァロッティ プラシド・ドミンゴ ホセ・カレーラス テノール 
 この状況で聞くからかもしれない。実に神々しいテノールの歌声である。
 彼らの美声に包まれて、闇から曙へ解き放たれる快感に浸る。
「トゥーラン ドット」から「カタリ」へ。
 音楽も終盤にきている。
 滑走路から飛び立つ飛行機の間隔も次第に狭くなる。
 呼応して、太陽は明るさを増す。

 6時51分 いざ ご来光。
 音楽を消して全身で祈る。

 多くはのぞみません。
 安らかな日々……一年無事に過ごせることを祈って。
 今年の始まりは羽田空港から祝いました。

   ******
 
 実は「ここは、穴場スポット」と、杉並区のFBで知りました。
 本当でした!
 外に出なければ、あたたかい展望台でもご来光を拝めます。
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