毎年二十九日に行っていたが、今年は一日早く門松を立てた。
今日は寒くなかったこともあって、久しぶりに母を誘って買い物に出かけた。
選び出した二組の松飾りから選んでもらった母の目は確かだった。
「すいません、そこにある縄をもらえません」
「いいよ」
「二本ください」
「お客さん知ってるかい」
「なんですか」
「柱に結びつけるとき、二箇所でとめるでしょ」
「はぁ~」
「知らないね。上側が二重だったら、下側は三重にするのよ。合計で‘五’っていう数にしなさい。四はだめよ」
「そうなんですか。結び方にも注意しなきゃいけないのね」
「そうよ、七五三が基本よ」
露天商のおじさんは、イナセな感じの人だった。
さて自宅に戻って、道路を掃き、塀の汚れを落として、教わったとおりに二箇所でとめることにした。
知らなければ知らないまま通したけれど、知ってしまったらそうはいかない。
門柱には釘は打てない。ましてガムテープで貼り付けるなど不細工でいけない。そこで毎年紐でくくりつけていたが?!
ところが二+三で二箇所をとめるには、紐の長さが足らなかった。
麻紐を探し出し、くくりつけるのだが、なかなか上手くいかない。
隣家の奥さんが通りかかって手伝ってくれた上に「南天もどうぞ」。
奥さんに促されて、庭に入って枝を切り、輪飾りに赤い実を添えて終了。
今日は寒くなかったこともあって、久しぶりに母を誘って買い物に出かけた。
選び出した二組の松飾りから選んでもらった母の目は確かだった。
「すいません、そこにある縄をもらえません」
「いいよ」
「二本ください」
「お客さん知ってるかい」
「なんですか」
「柱に結びつけるとき、二箇所でとめるでしょ」
「はぁ~」
「知らないね。上側が二重だったら、下側は三重にするのよ。合計で‘五’っていう数にしなさい。四はだめよ」
「そうなんですか。結び方にも注意しなきゃいけないのね」
「そうよ、七五三が基本よ」
露天商のおじさんは、イナセな感じの人だった。
さて自宅に戻って、道路を掃き、塀の汚れを落として、教わったとおりに二箇所でとめることにした。
知らなければ知らないまま通したけれど、知ってしまったらそうはいかない。
門柱には釘は打てない。ましてガムテープで貼り付けるなど不細工でいけない。そこで毎年紐でくくりつけていたが?!
ところが二+三で二箇所をとめるには、紐の長さが足らなかった。
麻紐を探し出し、くくりつけるのだが、なかなか上手くいかない。
隣家の奥さんが通りかかって手伝ってくれた上に「南天もどうぞ」。
奥さんに促されて、庭に入って枝を切り、輪飾りに赤い実を添えて終了。
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