羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

ミミズたちの戯言

2009年06月01日 13時54分55秒 | Weblog
A子さん曰く「現代日本文化+産業として、アニメ・劇画・ゲームだけというのはちょっと寂しいと思いません?」
 
B子さん頷きながら「映画‘おくりびと’はよかったじゃない」

C男君が口を挟む「後は、村上春樹の小説の英訳かもね」

三人が同意。

新宿駅南口構内の本屋にも宣伝が出ていた。
すでに68万部だそうだ。
それも1巻がダントツ売れ行きとか。

A子さんが膝を打つ「他に、現代日本文化があるじゃない」
他の二人「なになに?」
A子さん「野口体操よ」
他の二人が声をそろえて「あぁ~、でも、英訳は難しそう」

グリーン・エネルギー政策で、これまでの産業に無いものが注目されている。
世の中変わった。
「もしかして‘野口体操’もようやく理解される可能性があるかもよ」と言ったのはそれまで黙っていたM子さん。

堰を切ったようにM子さんが話し始めた
「そうそう、昭和21年22年ごろ、我が父はGMの‘シボレー’で、自動車の運転免許のテストを受けたらしいわ。で、そのGMが破産してしまった。戦後の日本人にとってGMの‘キャデラック’もフォード社の‘グラントリノ’も夢のアメ車だったのよ」
C男君「M子さん、今では自転車通勤がかっこよくなったんだぜ」

全員がもう一度口をそろえて言う。
「やっぱ、野口体操でしょ!」
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