羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

ルーズビズ

2005年09月15日 08時09分23秒 | Weblog
 暑さ寒さも彼岸まで、といわれますが、今日あたりが夏から秋へ変わり目らしい。
 この変わり目、移り目、潮目を読むというのは、サバイバル感覚の基本かもしれない。
 
 さて、個人的にメールをいただいた「野口流ヨガの逆立ち」について。
どうも重さで立つ感覚をつかむネックは、「恐さ」らしい。自分のからだのなかに 巣くう抵抗勢力は消せ! というわけには行かないですからね。
「恐さを敵にまわさないで」
 これはサバイバル感覚がすぐれているからなのだ、と自認しましょう。その上で、恐さとどうつき合っていくのか。
 準備が大切。「やすらぎの動き」と「真の動き」を丁寧にやることです。
「それは分かっているんだけど、続けるのが難しいのよ」って言われそう。
「確かに、仰せのとおりです」

 とにかく継続こそ力ですから。少しずつやり続けることなんですよね。
 ピアノの稽古でも、1時間やらなければいけないではなく、3分でも5分でもいいから、弾いていると1年たてば、一曲弾けるようになるんです。(これホントのはなし)
 で、電話で3分通話が基本というのは、あれ正解。3分で、必要なことは話せるんですから。

 大きな変化を劇的に望むのではなく、小さな変化を積み重ねていく。これに尽きます。
 そして義務感・使命感も、とりあえず座布団の下へ。

 さて、さて、いよいよ秋です。
 この夏のクールビズから、冬にはウォァームビズで、一枚多くチョッキやセーターを着るようにということらしい。チョッキもセーターもいいけれど、体操もおすすめです。暖かくなりますよ。
 自宅で創造的な仕事をするときは、「ルーズビズ」スタイルでやるのがいちばん。
 何が言いたいのかというと、いい発想は締め付けないところから生まれます。
 いい動きにも、締め付けは禁物!

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1 コメント

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ネックはネック (spoonful)
2005-09-15 13:32:19
>重さで立つ感覚をつかむネックは、「恐さ」らしい。

その恐ろしさは、多分「首」にかかる重さではないかと思います。普段、頭の重さしか支えたことのない首が、逆立ったとたんに首から下の全体重を受けるわけですから、怖さを感じない方がおかしいですよね。首の中をはしる神経系を守ろうとするのが正しい反応でしょう。そこは形だけ追って無理やり力で逆立ちせずに、ゆっくり基本的なうごきを丁寧にするしかないと思います。
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