羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

もしもピアノが弾けたなら

2009年05月15日 18時54分42秒 | Weblog
 以前、新聞に掲載されていたアンケート結果を読んでから、毎日ピアノの練習をすることにした。
 アンケートの質問とは「あなたが今子供時代に戻れるとしたら、何の稽古事を始めたいですか」。

 ダントツ1位はピアノだった。
 つまり西田が歌った‘もしもピアノが弾けたなら’である。
 そこにコメントが添えられていた。
「ピアノの稽古をやめたいと言ったとき、親がやめてはいけないといってくれていたら、と思うのは私のわがまま」

 確かに、小学生低学年からはじめて、できれば高校2年くらいまでは続けておくといい。
 はじめてすぐにもやめてしまうと、ほとんど練習したことが‘無に帰する’のだ。
 実は、ピアノに限らず楽器演奏をものにするには、ある期間は続ける必要がある。
 これがからだで覚えることの現実だ。
 体操も然り!

 そこでこのアンケートを読んでから、毎日30分は練習することに決めた。
 そして目安をつくった。それも小学生並みのことだが。
‘ツエルニー50番’という練習曲を、弾けても弾けなくても一日一番ずつ進むというものだ。
 今日までに2日、練習できなかった日があったが、31番までたどり着いた。
 一ヵ月は続いたことになる。

 そのほかに小品を選んで練習する。
 まず、シューマンの‘子供の情景’とショパンの‘ノクターン・遺作’から始めた。
 いつまで続けることが出来るのかわからない。
 何とか続けたいとおもってはいるのだが。
「継続は力なり」とわかっていても、これほど難しいものはない。
 子供にとっても大人にとっても……。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ‘六方’も‘六法’もあり……大辞林 | トップ | ‘ネトゲ’と‘野口体操’ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽器はだめでした (かめいど)
2009-05-15 21:37:05
ギター、トランペット、キーボード。
どれも挫折しました。
なのに太極拳はず~と続いている。
よい出会いに感謝しています。

ところで、武術雑誌『秘伝』ですが、羽鳥先生の記事が掲載されるのは、6月13日発売の7月号です。本屋で確認しました。
そうでしたか。かめいどさん (羽鳥)
2009-05-16 09:08:38
継続は、よき師との出会いが大きいですわね。
「秘伝」のこと、ありがとうございます。

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事