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S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 3755 続・御神楽少女探偵団

2020-04-27 08:35:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

御神楽少女探偵団その26

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三人の死体が見つかった場所にある桜の木は、赤桜という呪いの桜として有名と聞いた所からである。

■生き人形 捜査編2 続き

浅草署で、三人の詳しい検視報告を諸星警部に尋ねると、「九割方は他殺だろ。だから、こっちも他殺って事で捜査を進めてるよ。」とのことだった。

だが三人からは毒物は一切検出されなかったそうだ。

三人は直接の死因は、急性肺水腫による呼吸不全ということだった。

胃から検出されたのは睡眠薬だが、それは致死量には及んでいないそうである。

栗山刑事は、三人の服は無名メーカーによって作られた安ものだったと言う。

三人娘が工場跡へ入ると、昨日彼女たちを救ってくれた仮面の女性がいた。

三人娘が自分達は探偵だと明かすと、捜査に協力してくれるそうだ。

ただし、舞踏会のことは決して外部に洩らさないことが条件である。

女性は、舞踏会内では吉和泉佳世と名乗り、この会の主催者だと言う。

この事件は穏便に処理したし、遺体の方ももう警察の方へ渡っているそうだ。

■生き人形 捜査編3

翌朝、三人は時人と赤桜の話をしながら、諸星からの報告を待っていた。

待つ程もなく諸星が現れ、赤桜の死体は自殺ではなく他殺らしいと言う。

死因は急性肺水腫、遺体に外傷は無く毒物も検出されないし、顔は皮膚炎を起こしていることなど、あの三人と同じなのだ。

続けて、大城時江が暴漢に襲われたが、時江はかすり傷ですんだとのことである。

なにはともあれ大城家に行ってみよう。

当主の暢の部屋では、暢と時江が話していて、立ち聞きができる。

「大城家の者が警察の世話になるとは何事じゃ!これが大城家にとってどういう事を意味するのか、分かっておるはずだろう?」と、暢は怒っている。

それにしても、通常娘が襲われたら、親はまず怪我などを心配するものだが、それより先に世間体を気にするとは、この大城家はやはり異常だ。

長男の直己は、またまた車の玩具をしこたま仕入れたらしい。

お父上に叱られませんかと聞くと、「怒ったりするもんか。これがぼくの仕事だからね。」と平然としている。

彼は自分で遊ぶというより、ヨーロッパの新しい玩具で売れそうな物をいち早く仕入れ、それを玩具の商店に売っているそうだ。

台所では、時江が千賀子に怒っている。

警察からかかってきた電話を、千賀子が暢に告げたことに怒っているらしい。

千賀子によると、時江は家の中では片意地張っているが、恋人にはとても優しいそうである。

恋人の家は本所区にあるのだが、庭にはリンゴの木があり、庭には常に桧の材木が積んであるそうで、その恋人とは大工か職人なのかも知れない。

あの時江にもそんな一面があるのかと、恋人未体験揃いの三人娘は感心したのである。
浅草署に行くと、諸星警部は大輔の苗字は大城ではなく葉山ではないかと言うのだがり大輔本人は大城と言っていたのだ。

栗山刑事は、「犯人の男は帰宅途中の大城時江を、後ろから出刃包丁で刺そうとしたらしい。」 と言う。

舞踏会場で吉和泉佳世に聞くと、生き人形の技術は元々は浅草のパノラマ館の見せ物のために作られたものだそうだ。

「削り出した木に細かい彫刻をして、胡粉を塗り、みがきをかけて人肌にそっくりの人形を作り出す・・・しかも使用できるのは桧だけです。」とのことだった。

帰りがけに、アイテム欄で庭先の写真を調べると、千鶴がどこかの庭先みたいだが、木材が積んであるだけで、ずいぶんと殺風景などと言い出す。

しかしその庭先にはリンゴの木も植えてある。

その家は「国井」という表札があるので、本所区で国井という家が無いかどうか探してみた。。

国井の家を発見したが、住人は留守のようなので、庭に入ってみると、縁側には時人のの生き人形仮面が置いてあるのだった。

どうやら、国井が問題の生き人形仮面の職人であることは間違いなさそうだ。

さらに時人の生き人形仮面の横には手紙が置いてあり、それには「今度の仮面は剥がれない。なぜなら御神楽時人が殺されるからだ。」とあった・・・

■捜査編4

巴達が事務所で時人に仮面と手紙を見せると、時人は犯人の狙いがわかってきたと言い、そのまま所長室に篭ってしまった。

犯人の狙いは時人にあるようだが、それにしてはまるで無関係の人物を4人も殺すのは不自然である。

その時蘭丸が所長室に入って行くが、突然唐黷トしまう。

そして蘭丸のャPットからは、一枚の写真が滑り落ちた。

その写真には、眼鏡を取った千鶴にそっくりの女性が写っているが、その女性は大輔の母、葉山志保美だった。

時人は唐黷ス蘭丸の顔から生き人形仮面をはがす。

するとその少年は大輔だったのである。

大輔は病院に運びこまれたが、医者の話だと、2,3日安静にしていれば退院できるとのことだ。

とはいえ、手当がもう少し遅れれば、手遅れになっていたかもしれないそうだ。

今回の事件の犯人は、大輔も狙っていたということになる。

そこへ、千賀子が大輔の看病をしにやってきた。

大輔は千賀子に任せて、一同は事務所へと戻った。

ところが蘭丸の姿が見えないのだ。

■後編 捜査編1

翌朝巴たちは、昨日彼と行動を共にしていたらしい大輔に、蘭丸のこと聞こうと病院に行く。

南天堂病院の小児科病室では、大城千賀子が大輔を看病していた。

千賀子は、大輔はよく眠っていると、あまり心配はいらないのではと言う。

医者が出した薬も、栄養剤みたいなものらしいと言うのだ。

彼女の家は化粧品と薬を扱っているので、それなりの知識はあるらしい。


御神楽少女探偵団その27へ続く



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 3754 続・御神楽少女探偵団

2020-04-26 16:13:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

御神楽少女探偵団その25

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隅田川で、三人娘の遺体が発見されたが、それは仮面をつけられた別の人物だった、という所からである。

■生き人形 捜査編1続き

浅草署の諸星警部は、三人の遺体には、外傷や注射の跡が全く無いとのことである。

ただし、顔は強力な接着剤で仮面を長時間つけていたせいで皮膚炎をおこしていたそうだ。

ということは、三人は生前から仮面をつけていた、ということになる。

栗山刑事は、死んだ三人の名前は、後藤緒羽子、森崎アキ、北田枝里だという。

それは持っていた学生証から身元がわかったらしい。

三人とも岸辺音楽院の学生で、ルームメイトとのことである。

岸辺音楽院では中には入れなかったが、事務局の女性は女子寮は四人一部屋になっていて、三人共15号室だったと教えてくれた。

しかも、成績が悪く、追試験の申込みまでしていたそうだ。

そして、ひとり残されたルームメイトの内倉貴子を紹介された。

女子寮で内倉貴子に話を聞くと、

「そうですね、この一ヶ月ほどはなんだか夜遊びの回数が増えてたような気がします。 でも彼女達は入学当初から夜中に寮を抜け出しては遊びに行ってましたから。」とのことである。

典型的な不良少女ですな。

また、でかける時間は決まっていなかったが、妙なバッジをつけていたそうだ。

そして三人のバッグを調べると、奇妙な伊達メガネがある。

フレームが煌びやかなスパンコールや鳥の羽で飾られているゲテモノである。

バッグのベルトにはバッジがつけられているが、これがまた悪趣味な形なのだ。

しかし、作りは至って精巧で、女学生がおいそれと買えるような値段では無さそうである。

それを見た滋乃は、これは仮面舞踏会用の眼鏡ではないか、と言う

滋乃自身は仮面舞踏会に参加したことはないが、話に聞いているそうだ。

一旦探偵事務所に戻ると、美和と蘭丸の他に大輔までいる。

美和の話では、「大輔君がどうしても探偵事務所に行きたいって言うものだから・・・。」とのことだった。

女子寮で内倉貴子と再度話すと、仮面舞踏会の会場に心当たりがあるそうで、案内してくれるとのことである。

貴子が案内してくれたのは、隅田川沿いにある廃墟と化した繊維工場跡だった。

三人娘を案内した貴子は、潜入用にと持参した、仮装道具を渡し、寮へ帰ろうとした。

三人娘が工場跡に足を踏み入れようとし時、貴子の悲鳴が聞こえてきた。

三人組が貴子の所へ駆けつけると、座り込んだ貴子と逃げ去る怪しい人影が見えた。

貴子は満足に話もできない状態なので、三人は寮に送り届けてから、繊維工場に戻った。

中に入ると幽かにオーケストラの音が聞こえてくる。

そして大きな扉を開くと、そこはまさに豪華絢爛たる仮面舞踏会の会場だった。

皆が仮面をつけている中で、仮面をつけていない女性がいたが、傍らの参加者があれは人間そっくりに作られた生き人形だと教えてくれた。

そして見回すと、なんと美和の仮面をつけた女性もいるのだ。

しかし、彼女に近づくと、その女性は突然唐黶A息絶えてしまった。

彼女の仮面を取ると、その女性はまるで見知らぬ人だった。

と・・・ 三人娘の回りを、他の参加者が取り囲み、「ここで仮面を取るのは部外者だろう」と迫ってくる。

三人娘は逃げ出したが、行き止まりに追い込まれてしまう。

突然行き止まりの筈の壁が開き、中にいた仮面の女性が三人娘を匿ってくれる。

その女性は、「私の舞踏会には二度と来ないでください」と言い、脱出路を教えてくれた。

こうして三人娘は、無事工場跡から抜けだすことが出来たのだった。

■生き人形 捜査編2

翌日巴達は、工場跡での出来事を時人に報告した。

しばらく考えてから、時人は大輔を祖父の家に帰そうと言った。

三人娘や美和が大輔の面唐ゥていたのだが、被害者はその人たちの仮面をつけているのだ。

時人は何かが起こってからでは遅いと言い、大輔を祖父の家に戻すことにした。

大輔の祖父の家は、美和が教えてくれた。

大城家は豪勢なお屋敷だが、その前で大城千賀子という女性が聡怩オていた。

千賀子は大城家長男の嫁だと自己紹介した。

祖父は大城暢という老人で、大輔にはあまり優しくないようだ。

長女の大城時江、次男の大城直己も、大輔に対して冷淡である。

千賀子の話では、当主の暢が家に人を入れることを好まない為、この家の家事は一切彼女が引き受けているそうだ。

長女の時江に話を聞くと、千賀子の実家は化粧品屋だそうだ。

大城暢の話では、「紀夫は、この家を勝手に出て女房の家に養子に入った男だ。そんなやつをわしは息子とは思っておらん。」と、あくまでも冷たい。

当然紀夫もその息子の大輔も、その姓は変わっている筈なのに、大輔は自分のことを「大城大輔」と名乗っている。

大城家を出た三人娘は、その後岸部音楽院に向かった。

事務室に入ると、どう言う風の吹き回しか、河村須美子がいた。

彼女は「私もここの生徒よ」などと冗談を言うが、実際はここの設備がよいので利用させてもらっている、ということらしい。

事務局の女性からは、赤桜の呪いなど、怪談じみた話を聞かされた。

その赤桜では、今朝も首吊り死体が見つかったそうである。


御神楽少女探偵団その26へ続く



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 3753 続・御神楽少女探偵団

2020-04-26 08:44:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

御神楽少女探偵団その24

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暗闇の手触り解決篇である。

■解決篇

新潟からの帰りの汽車の中。

蘭丸は時人に対して、仏像泥棒が犯人だという結論は間違っているのでは、という。

すると時人は、あっさりそれを認めて、本当の犯人は、三人が捜査の中で出会った人々の中にいるという。

ここでは、時人の問いかけにプレイヤーが答える形になる。

まず、作次の遺体をあそこまで破損させた理由はなにか?

それは腹部の別の傷を隠すためである。

では、なぜ犯人は凶器が鉄砲であることを隠す必要があったのか。

それは、作次が殺害された時間に停電が発生しためである。

停電で真っ暗な中で、銃によって人を殺害できるのは、どんな人物なのか?

それは常日頃から、闇の中で暮らしている人物、盲目の郁しか該当しない。

そして恒子と五一とみのるは、アリバイ工作をした。

事件当夜現場に居た郁を、翌朝五一の車で市内の恒子の所に送り届け、その姿を他人に目撃させたのである。

事件当夜、みのるが漁業組合に泊まったという件も、妹思いのみのるは、盲目の妹を一人だけで豪雨の夜を過ごさせるようなことはしないだろう。

家に帰った彼は、妹が身を守るために作次を射殺したことを知り、郁と共に五一と相談し、アリバイ作りを打ち合わせたのである。

そして時人は、郁の行動は正当防衛であることを考え、あえて真相を告げずに新潟を立ち去ったのだった・・・

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■第9話「生き人形」

平和で静かな探偵事務所で、時人は新聞を読んでいた。

そして、隅田川で心中を図った若い母子の記事を見つけた。

子どもは助かったが母は死体で見つかったとのことである。

時人がその記事に注目したのは、その母親はかつて時人が解決した事件の、犯人の妻だったからである。

自殺した母親の名前は葉山志保美で、夫が事件の犯人であることを苦にしてらしい。

と、その時事務所に来訪者が現れた。

その来訪者は未だ幼い少年なのだが、千鶴を見ていきなり「お母さん!」と抱きついたのである。

滋乃「むまあ! 桧垣さん、結婚してらしたの!」

千鶴「してませんっ!」

巴「ケッコンもしてないのに、子どもがいるなんてフケツ!」

千鶴「子どもなんかいないちゅうてんのに!」

この子は大城大輔といい、家を出て行った母親を探して欲しい、と頼むのだ。

現在は父も他界しているので、祖父と一緒に住んでいるそうだ。

ともあれ、この子の為に三人娘は母親探しをすることになった。

大輔の話ではと、母親は写真家の助手で、顔は千鶴にそっくりだという。

母親は何枚かの写真を残していて、その一枚には隅田川と、川辺にある茶屋が映っているので、まずは隅田川に行ってみることに決まった。

■ 捜査編1

三人娘の出かけた後、血相を変えた諸星警部が飛び込んで来た。

そして、先ほど隅田川沿いの堤で、三人娘の遺体が発見されたというのだ。

取るものもとりあえず、時人と諸星が現場に急行すると、そこはあの写真に写っていた場所だった。

そして、現場にある桜の気の根元に横たわる三体の死体の顔は、確かに三人娘の顔だった。

遺体の服装も、普段三人娘が好んで身に付けているものばかりである。

呆然と佇む時人の後ろから、どこかで聞き覚えのある声が響いてきた。

振り返ると、三人娘と大輔の姿があった。

時人は静かに遺体に近づくと、おもむろに顔に手を伸ばし、そして、遺体から仮面を取り外したのだ。

すると、遺体の顔は三人娘のとは似ても似つかぬ顔だった。

しかし三人娘には大輔の母を捜すという仕事もある。

そして事務所に帰ると、美和が訪れてきた。

事情を聞いた美和は、大輔の面唐ニ母親探しを引き受けてくれることになった。

まずは検死報告を聞かなければならないので、浅草署へ向かった。


御神楽少女探偵団その25へ続く



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 3752 続・御神楽少女探偵団

2020-04-25 21:30:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

御神楽少女探偵団その23

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新潟へ墓参りの旅に出かけた新潟で、「暗闇の手触り」事件となった所からである。

■捜査編2

多岐川刑事の話では、事件の前日、少し離れた別の民家で泥棒が入ったそうで、高価な仏像が盗まれたらしい。

多岐川の推理は、この泥棒が幣原家に盗みに入り、作次に発見されたので殺害した、というものである。

なにやら外が騒がしで行ってみると、幣原家へ入れろと漁師風の男が騒いでいる。

そこへ恒子がやってきて、この人は幼馴染の須賀五一さんで、怪しい人ではありませんと恒子が保証した。。

森警官の話では、幣原家は網元として権勢があったが、作次の道楽のため今は落ちぶれてしまい、網本の権利は須賀家が引き継いでいるとのことである。

寝室へ行くと、五一が恒子の肩を抱いて慰めていた。

蘭丸が時人に、中庭からみのるが不機嫌そうに見つめているのを教える。

みのるは、慌てて立ち去っていった。

そして五一は「こりゃ恒ちゃんもすぐに呼ばなくちゃいかんと思って、自動車で市内まで迎えに行ってたんですわ。」 と言う。

電話は昨夜の嵐で、電話線が切れ、使えなかったそうだ。

納戸の前に幣原みのるがいるが、彼は郁はなにかいやなことが起きるとここに籠もる癖があるから見に来ていたのだそうだ。

そしてこんな納戸なんか、盗まれるものもないし、鍵もかけていないと言う。

隣家の野呂田みつは、あれは天罰だと言う。

作次はDVの常習犯で、恒子や郁に暴力を振るっていたらしい。

■捜査編3

翌日、塚原浄光寺で美和と合流した時人と蘭丸は、今度は作次の交友関係と幣原家の人々のアリバイ確認をすることとなった。

漁業組合事務所で、漁師の広瀬忠治に聞くと、みのるのアリバイは問題なさそうだ。

続けて作次のことを聞くと、「いつもの賭場に顔出してたんでしょ。働きもせんくせによう賭場に行ってましたからなぁ。」 とのことである。

広瀬には賭場の地図も描いて貰った。

幣原家では多岐川刑事から、腹部の損傷は外周部分には、生活反応が無かったということを聞かされた。

生活反応は絶命後5分程度は残るものなので、犯人は少なくとも5分は犯行現場に留まっていた、ということになる。

通常、殺人などおかした者は、直ちに現場を去るものなのだが?

郁の部屋で幣原恒子に五一のことを聞くと、五一が結婚を申し込んだのだが、作次が断ってしまったそうだ。

寺泊駅近くの花街にある島源では、同僚の米井京子の話を聞くことができた。

それによると、当日は間違いなく恒子と郁はいたそうである。

坂東組では組長の坂東五郎左衛門に会うことができた。

彼の話では、確かに作次は来ていたそうだ。

しかし、負けがこんでくると、娘をかたにするから金を貸せと騒ぎだしたので、たたき出したということである。

しかも作次は銃器を持っていたそうだ。

ここでまた脱線。

大分前から、PS2のミッシングバーツのディスクを探していたのだが、何度調べても見つからない。

捜し物は諦めて、ついにアマゾンでPS2版を購入してしまった。

1600円程だがまあしょうがないだろう。

これでレトロシリーズの次は、ミッシングバーツと決定。

■捜査編4

翌日凸凹■の三人組は、再び幣原家を訪れた。

幣原みのるに鉄炮のことを尋ねると、納戸にあるタンスの中に隠してあるはずとのことである。

3年程前に作次はその銃を買い込んだのだが、面白半分に当時は未だ目が見えていた郁にまで撃たせたりするので、危なくてしょうがない。

それで隠したのだそうだ。

早速何度を調べることにした。

しかしタンスには銃などない。

みのるの部屋では、机の上に詩集がおいてあった。

それには、「みのる君へ、五一より」と書かれていた。

みのるは、この詩集をとても大切にしていたらしい。

島源で米井京子に話を聞くと、彼女もなにも知らないようだ。

京子「電話で事件聞いた時の恒ちゃんの顔とか見ちゃってるからさぁ、私もなんとか協力してやりたいんだけど・・・。」

電話で聞いた?

これは今まで聞いた情報とは矛盾しているが?

野呂田みつにも再度話を聞いたが、彼女の旦那さんが作次を見かけたそうだ。

事件当日の18時ごろ、幣原家の電気がつき、作次の姿を観ることが出来たのだが、その後すぐに停電が発生、なにも見えなくなってしまったという。

それを聞いた時人は、なにかひらめくところがあったようだ。

直ちに多岐川刑事の所に行き、事件の報告をしたのである。

その報告は、この事件はやはり仏像泥棒の犯行らしいというものだった。

釈然としないのは、多岐川刑事だけでなく、美和も蘭丸も同様だったが、時人はそこで強引に話を打ち切ってしまったのである。

■解決篇

翌日東京へ帰る列車の中で、納得がいかない蘭丸は時人に聞く。

仏像泥棒が犯人だという結論は間違っているのではないか、ということである。

時人はあっさりそれを認め、あれは勿論間違いだよと答えるのだ。


御神楽少女探偵団その24へ続く



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 3751 続・御神楽少女探偵団

2020-04-25 08:57:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

御神楽少女探偵団その22

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■捜査編4 続き

探偵事務所に帰り、時人の部屋に行くと、蘭丸がつい先ほど一郎太が訪ねてきていたと言われた。

時人に直接捜査をして貰おうと、依頼に来たそうだ。

美和の経営する古美術屋に行き、美和に一郎太が来なかったかと聞くと、「ああ、一郎太さんね」と、旧知の人のように言う。

美和「だって一郎太さんて、時人さんの弟なんでしょ」

!!!

「悪魔の子」こと小野寺佐次とは、御神楽時人のことだったのである。

驚愕する二人前に、諸星警部が現れて、やはり守衛は無精子症だったと言う。

一郎太は、守衛と喜久子との間の子供ではないということになる。

しかし、そのことは守衛本人は知らないらしい。

そして蒼白になった滋乃は自宅に駆け戻り、父の多聞を問い詰めた。

多聞は、前から御神楽時人が小野寺佐次であることを知っていたと言う。

多聞と小野寺佐次を名乗っていた頃の時人とは、何回か出会っていたのだ。

時人の母は、糸に聞いた、守衛に宛てられた恋文の女性で、名前は「とき」といい、呉服屋の娘だった。

行儀見習いとして小野寺子爵家に入り、愛し合うようになったという。

御神楽の姓は、佐次の実母ときの実家の姓であり、時人という名前も「とき」に由来したものだろうと、多聞は言った。

■解決編

滋乃は、初恋の人との思い出が眠る小野寺家の中庭にいた。

そして、八年前と同じようにバラで手に怪我をしてしまうが、そこに時人が現れた。

八年前の初恋の記憶の再現である。

事務所では、巴と千鶴が事件の真相について推理を行っていた。

この後の解決篇は、ゲームのメッセージでは非常に長いので、端折りに端折って書く。
犯罪の動機は小野寺家を守る為、殺害現場は片岡芳郎の泊まっていた205号室、通風口を元どおりにした犯人は木原シゲ、死体の移動方法は建物の形を利用した、一郎太の本当の父親は他ならぬ片岡芳郎だった、という内容である。

その後シゲが登場、事件の真実の背景を黙っていてくれるのなら、自首するという。

自身の出自を他人に知られたくない時人は、承諾したのである・・・

事件解決から二日後、瓢箪池のほとりを歩く兄弟がいた。

時人と一郎太である。

これから先、それぞれ別の道を歩むことになった二人だが、兄弟としてお互いを大切に思う気持ちは同じだった。

同じ気持ちは別の兄弟にもある。

浅草に出かけた巴たちの前に権六と丸木戸が現れ、権六は丸木戸の本名は「権八」であると告げるのだった・・・

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■暗闇の手触り 第8話「暗闇の手触り」前編

時人と蘭丸は、新潟へ墓参りの旅に出ていた。

「甦る夢男」事件で自殺して果てた、阿部譲太郎・正夫兄弟の墓参りである。

美和も新潟へ商品の買い付けに出かけるとのことで、現地で彼女と合流することになっていたのだ。

阿部兄弟と父親の倉賀が埋葬されている塚原浄光寺で、三人は無明住職に案内され、墓参りをした。

そこに、かつて捜査を共にした多岐川刑事が現れるが、彼は美和と蘭丸を奥さんと子どもと勘違いする。

照れながらもまんざらではない時人・・・

多岐川は、最近妙な殺人事件が発生したので、時人に捜査を依頼に来たらしい。

その事件は、かなり離れた辺鄙な所にある、木造二階建ての民家で起こったようだ。

この家の主人である幣原作次が、昨晩殺されたのである。

多岐川は、部下の森弥一に三人を案内するよう指示した。

中庭が現場らしいが、遺体は凄惨そのものである。

遺体の腹部は真っ赤に染まり、まるで中から爆ぜたように臓物をはみださせている。 よほど幾度も打撃を繰り返したものか、そこにあったであろう内臓も挽肉のようにつぶされていた。

余程恨みがあるものの犯行のようである。

凶器は鉈だが、犯人はその鉈で納戸の戸を壊そうとしたらしい。

足を調べると、妙な事に履き物を履いていないのだ。

死亡推定時刻は昨夜の午後六時頃とのことである。

居間には長女の幣原恒子がいるが、昨晩はこの家にはいなかったそうだ。

森警官は「「実はお恒さんは市内の古町っちゅうとこで月メをしてるんですわ。だから、普段はこの家におらんのですよ。」と教えてくれた。

長男の幣原みのるは漁師で、昨晩は船の陸揚げをやっていて、そのまま組合の事務所に泊まったそうだ。

次女の郁は盲目らしいが、彼女も昨夜はこの家にはいなかったと、みのるが代弁した。

彼女は姉の恒子の所に泊まりに行っていたそうだ。

つまり、昨夜はこの家には被害者の幣原作次以外は、誰もいなかったということになる。


御神楽少女探偵団その23へ続く