零の軌跡 その3
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創立記念祭5日目(最終日)には、「市庁舎からの至急要請」と「マインツ山道の手配魔獣」の2つが加わる。
市庁舎からの至急要請では、市庁舎に入ると、有名な彫像が盗まれたとのことで、これもまたブルブランの仕業である。
この後はいよいよ競売会への潜入だが、ミシュラムへは水上バスで行く。
ミシュラムは、巨大なテーマパークをメインに、豪華ホテル、開発中の地域、お目当ての議長邸のある邸宅街などで構成されている。
一通り回ると、議長邸では若頭などのマフィアが警備しているのが見えた。
そこへワジが現れ、自分の部屋へ誘うが、彼は副業としてエスコート役、早く言えばホストをしているらしい。
こうして潜入のメンバー選定と、フォーマルな服の調達となった。
今回のお相手はエリィである。
議長邸は、邸というよりお城そのもので、超広大超豪華だが、Hal邸と比べればやや見劣りがする。
一通り回って正面ホールに戻ると、「どこかで見たような・・・」と若頭に怪しまれるが、そこへIBC令嬢のマリアベル登場、「このふたりは私の友人」ととりなして一件落着。
議長室の前まで行くと、見張りが倒れていて、中には銀の姿が・・・
銀はマフィアを倒して去っていった。
オークション部屋の近くには、大きな箱があり、中には幼い女の子が入っていて、キーアと名乗った。
キーアを連れて屋敷を脱出しようとするが、襲いかかる若頭と犬たち、表れ出でたるはツァイト、一撃で犬共を倒すと、なんたる都合の良さ(お話にとって!)、モーターボートが助けに来た。
操縦するのはかちょ~である。
かっちょええ~ はぁ・・・
これでインターミッション・キーアとなる。
こうして1週間が経ったが、キーアは自分の素性については、全く何も思い出せないまま、「第4章 忍び寄る叡智」となる。
「真心の恩返し」は、SCでもアイナさんにフラレた、アントン君のお話である。
彼は懲りずに今度は警察受付のフランにチャレンジするが、フランは姉のノエル曹長に似た美人である。
毎度お馴染みフラレ役のアントンは、今回も「大好きな人がいる」と断られるが、後でフランに聞くと、「大好きな人」とは姉のノエルのことだったのだ・・・
次は「自治州内の延滞本の回収」だが、延滞本はクロスベル内にはなく、市外に点在しているので、あちこちを駆けづり回らなければならない。
場所はアルモリカ・マインツ・ウルスラ病院だが、又貸しの又々股亦貸しで、あちこちを尋ね回る有様だった。
隠しクエストには、「父へのプレゼント」がある。
聖ウルスラ医科大学の304号室にいる、シズクかセシルに話しかけると、シズクから父アリオスの誕生日にプレゼントを渡したいとのことである。
入院患者やナース、はては医師にまで無心して、化粧箱やらリボンなど、包装用材料の一式を取りそろえた。
シズクはその材料で父へのプレゼントを造り、お礼にとシズクのブローチをくれたが、これは移動とスピードが両方とも上がるという、逸品である。
この後は、いよいよメインタスクの「遺跡の調査」に入ることにした。
ノエルの装甲車で、マインツ山道のトンネル内まで行き、そこからは徒歩で月の僧院を目指した。
この月の僧院は非常に複雑な構造で迷いに迷ったが、銀の意志さんサイトなどにマップがあり、これでようやく最終シーンまで辿りつくことができた。
考えて見ると、前回迄はこのマップなしでクリアしたのだが、昔は根性あったなぁ・・・
ともあれボスキャラを倒し、屋上に上がると鐘が共鳴している。
ロイド達が力を合わせて押さえつけると共鳴は止まり、それと同時に魔の気配も消え失せた。
階下に戻ると、普通の僧院に戻っていて、魔獣も全くいない。
曹長の装甲車でクロスベルに戻ろうとすると、フランからの連絡でマインツの町長が依頼があるとのことで、早速マインツに飛んだ。
鉱員のガンツがクロスベルに言ったまま、2週間も戻ってこないので調べて欲しいとのことだった。
その後、カジノで暴れるガンツを取り押さえると、所持品に青い錠剤があった。
これと同時に、ルバーチェ関連でも幾つか不審な点があり、ウルスラ病院で話を聞くと、どうやら新種の麻薬らしい。
こうしてルバーチェ商会に入るが、中には誰もいない。
いや、一人だけダドリーがいたが、彼と共にルバーチェ事務所を捜索することとなった。
流石マフィアで、邸内はやたら広大で複雑、事務所ではなくダンジョンそのものである。
最深部に辿りつくと、もう市外には行けなくなるというメッセージが出る。
中には宝箱と、酒瓶の棚に宝箱の鍵があり、開けるとグノーシス(青い薬の方)の入出荷リストが入っていた。
やはりルバーチェ商会がヤクを扱っていたのだ。
そしてもう一つ・・・
傷ついた警察バッジもあつた。
零の軌跡 その4へ続く