gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 3741 御神楽少女探偵団

2020-04-20 08:53:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

御神楽少女探偵団その12

--------------------------------

蘇る夢男の続きの所からである。

■ 捜査編2

管理人宅に行って見ると、蘭子と阿部兄弟がいて、バケツ一杯の岩海苔を見せられた。
兄弟は「小っちゃい時からこの辺りの海岸で遊んでいたから、岩海苔が獲れる場所はよくしってるよ」という。



安倍たちは、2年前にここに来た筈だ。

それが小さい頃からとは?

塚原浄光寺の境内では、住職が落ち葉を曹「ていた。

そして、住職は「蔵賀を責める気にはなれない。

わしも恨んでおったかもしれんな」と言う。

住職を怨むとはどう言う意味ですかと巴が聞くと、住職は先に立って歩き出した。

そして小さなお堂の前で足を止めた。

「ここが蔵賀が復讐の鬼になった場所じゃ」

倉賀はがんとして芙美子との離婚を承諾しなかったのだが、業を煮やした権兵衛はチンピラを雇い、寺の裏手にあるこのお堂に、倉賀と二人の幼い息子を閉じ込めたのだ。

蔵賀は死んでも離婚など承諾しないつもりだったが、幼い子供が飢えと渇きに泣き叫ぶ姿に、ついに折れた。

その時住職は、その無法を知っていながら止めることができなかったのだ。

「わしも恨んでおったかもしれんな」というのは、そのことだったのである。

主人室にいる長田と話すと、権兵衛と光太郎は東京に避難したそうだ。

そこへ多岐川刑事がどたどたと入って来た。

なんと寺泊警察に、犯人からの挑戦状が届いたそうである。

しかもその中には「これからも死人が出るだろう」などと書いてあるのだ。

そして多岐川刑事は筆跡鑑定の結果、現在屋敷にいる人間の中では、一致する筆跡はなかったと言う。

しかし、死んだ倉賀の筆跡とは一致するのである。

ここで滋乃が自分の考えを話す。

それは蔵賀が死んだと言っても、顔は焼けただれていて判別できない。

蔵賀が別人を身代わりにしたと考えれば、青酸カリ入手の件と合わせて理解できる、というものである。

■捜査編3

深夜、一発の銃声が響いた。

場所は夫人室で、芙美子の射殺死体がみつかった。

検死の結果、凶器は芙美子の懐中鉄炮であることが判明した。

蘭子が以前間違えて芙美子に叱られた、白木の箱に入っていた拳銃である。

また、芙美子の死体の近くには、小鳥の餌が散らばっていた。

犯人は、蘭子同様に白木の箱と漆塗りの箱を間違えたらしい。

押し入れの襖が半開きになっていて、煤がついているのは、犯人はそこに潜んでいて襖ごしに発砲したからだろう。

長田の話では、。廷内のほとんどの者は、この銃のことを知っていたらしい。

では、なぜ犯人は白木の箱と漆塗りの箱を間違えたのだろう?

暗がりで手探りだったためなのだろうか。

小弥太に聞いて見ると、七時頃に一度夫人室の明かりがついたのが見えたそうだ。

しかし、その明かりは五分位ですぐ消えてしまったという。

となると、暗がりで箱を間違えたという説は、なくなりそうだ。

多岐川刑事はまたも夢男から手紙が来たという。

そしてアイテム欄でその手紙を調べると、妙な事が書いてあった。

「芙美子の亡骸を見た時の、権兵衛の顔、実に楽しませてもらったよ。」

? これはおかしい。

権兵衛は未だ東京から帰っていないのだ。

管理人宅に行くと、時人が戻っていた。


御神楽少女探偵団その13へ続く



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 3740 御神楽少女探偵団

2020-04-20 08:52:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

御神楽少女探偵団その11

--------------------------------

夢男事件の解決篇となった所からである。

■解決編

石段に全員集合した一同に、ネタ晴らしをした。

一行はまず、千代に部屋に入った。

そして、部屋を閉め切りて電気を消すと、天井にくっきりと「夢男」の文字が浮かび上がった。

これは蛍光塗料で書かれたものだろう。

夢男の伝説を信じていた千代は、これを見て元々弱っていた心臓発作となったのだ。

その日にシャンデリアを修理した電機屋は犯人の変装で、修理を口実に工作が行われたと、時人は指摘する。

その後、一同は暗室へと向かったが、そこに消えた酒饅頭があると時人は言うのだ。

なんと、時人は消えた暗室の鍵も持っていた。

「ある人」の部屋から無断借用してきたそうだ。

暗室には、本当に酒饅頭があった。

こうして時人の謎解きが始まった。

人間の眼は、横方向のズレには敏感だが、縦方向の奥行きの距離感は鈍い。

両眼の間隔は僅か数センチしかないので、当然ではある。

廊下から見た場合、重光の部屋のドアと、暗室のドアの位置はかなり曖昧なのだ。

つまり、倉賀が酒饅頭を持っていったのは重光の部屋ではなく、隣の暗室だった。

原田夫妻らは、倉賀が重光の部屋に行くと言い、そして扉が開いたのが見えたため、重光が自室の扉を中からあけたのだと思い込んでしまったのである。

しかし本当は、倉賀は事前に取っておいた鍵で暗室の扉を開け、重光に自室の鍵を中から外してもらい、饅頭を渡したかのように見せかけていたのである。

その後、重光の部屋と暗室は警察によって封鎖された為、酒饅頭は暗室に残ってしまったということなのだ。

では、なぜ倉賀はそんな細工をしたのか?

それは、倉賀のアリバイ造りのためである。

実際には、重光はブリッジが始まった18時の時点で既に殺害されていたのだが、それを少なくとも20時までは生きていた、と見せかけるためだったのだ。

財部家で起こった事件の犯行は、倉賀丁三によるものだった。

そして、暗室の鍵は倉賀の部屋を探して発見したことを話した。

そこに、長田が駆け込んできて、倉賀丁三が死体となって発見されたと告げた。

倉賀の部屋では、倉賀は割腹して果てていて、その顔は囲炉裏に突っ込んでおり、判別不能なまでに焼け爛れていた・・・

こうして夢男事件は落着したように見えたのだが・・・

■第四話『甦る夢男』前編 捜査編1

しかし、一週間後、巴達に時人から電話がかかってきた。

時人はまたあらたな殺人事件が起きたから、すぐ新潟に来てくれと言うのだ。

とるものもとりあえず、三人組は列車に乗る。

寺泊駅には「蘭子」ちゃんが出迎えてくれた。

つまり、女の子の扮装のままなのである。

本人は恥ずかしいとか言っているが、これはやはり趣味なのだろう。

多岐川刑事に案内されて財部邸に入ったが、客間が現場らしい。

被害者は、財部家長女の原田安子である。

現場でグラスを調べると、アーモンドのような奇妙な匂いがする。

青酸カリの匂いである。

安子と原田は客間でブランディーを飲んだそうだが、それに毒物が混入されていたのだろうと、多岐川刑事は語った。

サンルームで原田と話すと、彼は洋酒は苦手で、ほとんど飲まないとのことである。

そのことは財部家の人々はほとんどが知っているようである。

隠居所の看護婦詰め所で、弥生子にも毒物のことを聞いてみると、屋敷内には青酸カリなどないが、写真の現像用には使うとのことだ。

■ 捜査編2

多岐川刑事は暗室を調べてみたが、青酸カリの瓶が紛失していたそうだ。

しかし、倉賀自殺以後、暗室の鍵は警察で証拠品として保管されている。


倉賀が重光を殺した際、同時に青酸カリを持ち出したということになるが、倉賀は既に自殺しているのだ。


御神楽少女探偵団その12へ続く