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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その118 年の瀬編

2009-12-31 09:49:00 | ノンジャンル

今年も又私に取っては波瀾万丈、色々なことがありました。 さて、今年は良い年だったのか悪い年だったのか。 良いことも悪いこともあったが、悪いことの方が多かったような・・・

良くないことの第一は、親しい友人を亡くしたこと、良いことの第一は、来年もゲームを作り続けることができたこと。

で、毎度のことながら前後の脈絡も関係もなく、新作「ふぇいばりっと Sweet!」の状況です。

ボイスは声優さんの候補が固まりつつあり、新年には手配ということになりそうです。

主題歌は作詞作曲は決定、歌手は未だ交渉中ですが、声優としても歌手としても大活躍中の超有名なアノ方になりそうです。 

シナリオについては次回に書きますが、現在の状態でも(声優さんが決定してさえいれば)音声収録が可能な位と書けば、おおよその状態はおわかりかと思います。 ありがたや・・・

まあ、こんなところでんな。

それでは皆様よいお年をお迎えくださいませ。


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その117 小説編

2009-12-28 09:27:00 | ノンジャンル

最近大活躍の二人の作家。
ジョージ・R・R・マーティンとダン・シモンズだ。 いずれも随分前からのご贔屓作家である。

ジョージ・R・R・マーティンは以前は小味な短編作家という感が強かった。 フィーバードリームのような長編もあるが、R・R・マーティンといえばワイルドカードシリーズとかサンドキングスとか、巧みな技巧と感傷性を併せ持つ、佳品の作者という印象が強い。 そしてダン・シモンズと同様にSFとホラーの二足の草鞋を履く。

しかし何時の頃か(十数年前?)突如として大長編を書き始めた。 それもファンタジーと銘打たれてはいるが、実質歴史小説に限りなく近い。 ファンタジーにつきものの超自然的要素はほとんどなく(皆無ではないが)、ヨーク家とランカスター家の薔薇戦争を下敷きにした、ひたすら暗く長い物語である。 このあたりはファンタジーと言っても、惰弱柔弱なアン・マキャフリーなどとはまるで違う。

「氷と炎の歌」シリーズである。

とにかく長い、でかい、重い。 1巻が枕より厚いハードカバーが2.3冊からなっていて、文庫本なら5.6冊以上にもなる。 それが今まで邦訳されたものだけで4巻、枕どころか全部並べればベッドの替わりになる。 手に持って読んでいると、重さで腕が痛くなってくるほどのボリュームなのだ。

しかしなんとも面白い。 読み出すとカッパえびせんより止まらない。 読み終わるまで息もつかせないとはこのこと。 内容的には随分と暗く救いのないものだが、読後感はそれほど陰湿ではない。

膨大で多彩な登場人物のそれぞれの個性の書き分けのうまいことは驚くほどであり、これらの人物の綾なす運命の糸を辿れば、心はウェスタロスの大地へ飛ぶ。

この大作、全7巻になる予定らしいが、邦訳は現在4巻迄しか出版されていない。 第6巻はほぼ完成してようなので、早期の邦訳が望まれる。


ダン・シモンズは、ナチス時代に端を発する超能力者同士の争いを描いた、「殺戮のチェスゲーム」など、当初から大作の多い作家だった。 彼もホラーとSFの二刀流である。 クーンツも売れない時期にはBC級SFを量産していたから、アメリカではこれらの両刀使いはかなり多いようだ。

しかし、私がシモンズを読み始めた時期には、どちらかというとホラー作家という印象が強かった。 夜の子供たちやサマー・オブ・ナイトの頃である。

それがハイペリオンシリーズで一気にSF作家としても長点に立ったのだ。 その後オリュンャX・イリアムという、とんでもない途轍も無い、誇大妄想狂というか統合失調症というか、狂人の紡ぎ出す夢といえば良いのか、そんな超大作を立て続けに発表した。

ホメロスの叙事詩にあるギリシャ神話の神々が実際に登場(無論小説の中にだが)するが、それが呆れたことにナノテクで強化されていて、文字通り神のごとき能力を持っている。 その戦いに紛れ込んだ現代人は・・・というお話し。

このあたりのとち狂いぶりは、フィリップ・ホセ・ファーマーの階層世界ものやリバーワールドシリーズと少しばかり似ているが、ダイナミックさはシモンズが遙かに勝る。

無茶苦茶なお話しが大好きという方には、無条件でお勧めできる。 逆に言えば物語はとことんシリアスでなければ・・・という方には、全くお勧めできない。 恐らく最初の20ページ位で投げ出す、いやぶん投げると思うので。


正月用にラリー・ニーブンの本を大量に買い込んだ。 アバロンシリーズやプロテクターなどノウンスペースもの、それに懐かしやドリームパークなどだ。 いずれも再読三読のものばかりだが、それでも充分楽しめる。



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その116 突然ですがクイズです編

2009-12-25 13:32:00 | ノンジャンル
突然ですがクイズです。 

何故「業界最高年齢社長Halのゲーム日記」で、なんの脈絡もなくいきなりクイズが出題されるのか、それ自体がクイズより遙かに不可解でいかがわしいことですが、それはさておき・・・


クイズその1
羽田空港を午後6時に離陸する飛行機と、同じ時間に神戸港を出帆する船と、
やはり同じ時間に東京駅を発車する新幹線、この3つの中で一番最後に出発する
ものはどれか?

飛行機

新幹線
みな同じ


クイズその2
モーゼが箱舟に動物を乗せた時、動物1種類につき何匹ずつ乗せたのでしょうか?

0匹
1匹
2匹
3匹



クイズその3
ジャンボジェット機がイラン、イラク、クウェートの国境附近に墜落した。 現場は3国の国境線からややイラン領内に入ったアバダンという町の近くである。 256人の死者が出たが64人の生存者もいた。 生存者はどの国に葬られたか?

イラン領内に墜落したのだから当然イラン
イランはそんなのイランと断ったのでイラク
火葬用のオイルが豊富なクウェート
葬らなかった



~>゚)~~~の足
申しわけありませんが、正解してもなんの賞品も出ません。
「Halのばかっ!」と大声でノノシッてください。



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その115 ジャパネット犬編

2009-12-23 09:25:00 | ノンジャンル

貴君管の動画を見ていたら、けったいで少しばかり胸がジンとなる動画があった。 かわいいゴールデンレトリバー犬が、テレビ通販の番組を夢中で見つめ続けるというもの。 特にその番組に出演している社長さんに首ったけで、社長が登場し御主人が「ほら社長だよ社長!」と教えてやると、オモチャの人形を喞えてテレビに密着、キュンキュンという切ない声を上げてしっぽをふりまくる。

社長が画面に出ていないと、つまらなそうにお気に入りの場所で横になってしまう。 社長が登場すると又トテトテと画面の前へ。 その様子がなんともかわいく、すこし切ない。 このcocoちゃんは動画サイトでも大変な人気らしい。

ジャパネットにとっては格好の宣伝材料で、社長の高田さんからは礼状とプレゼントが届いたという。 ヴィトン特製のcocoネーム入り首輪である。 ジャパネット関連以外にも、鮨丸呑みとかキャベツ丸かじりとか色々とありまして、年甲斐もなく女子「校」生のように「かわいいーっ!」と声を上げてしまう。 うう・・・ 私としたことが、この歳で・・・(;´Д`)

尚、御主人がcocoちゃん用に作る鮨だが、あまりの手際の良さに唖然。 カッパに入れるキュウリを切る包丁は電光石火の素早さ。 左手にネタ、右手にシャリを握り、さっさっさっと三動作で完璧な鮨が出来上がる。 これは素人には到底不可能に見える。 プロの鮨屋でさえ、もっと下手な職人がいる所だったあるのだ。

てっきり鮨屋の板さんと思っていたら、御主人のブログには「私はcocoちゃん専属の料理人であって板前ではありません」と書かれていた。 ほんとか?(笑) 素人にしてはあまりにも板に付きすぎているぞ。 

私は元々ゴールデンレトリバーが大好きということもあり、cocoちゃんがあまりにも可愛すぎて、200本近いcocoちゃん動画を全部見てしまった。(笑)



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その114 悪魔の甘い囁き編

2009-12-20 09:24:00 | ノンジャンル

ゲームマシンにはプラットフォームごとの特徴があるようで、これが各メーカーの戦略なのだろう。 戦略というより、メーカーのャ潟Vー(少なくともそのマシンに対しての)がはっきりとうかがえて、これがうまくツボにはまると大ヒットとなるようだ。

ニンテンドーのDsやWiiがその典型だ。 いずれもメーカーの「ゲームマシンとゲームはかくあるべき」という姿勢が鮮明に打ち出されている。 キーの操作ではなく、センサーをユーザー自身の身体の一部として、身体全体を使ってゲームをプレイするというスタイルは、映画「マトリックス」ならともかく、ゲームマシンでは今までに無かったものだ。

ソニーの場合はこれが明確でない、というよりないに等しい。 「とにかく高性能」、「とにかく速い」という以外は、こちらに伝わってくるものがないのだ。 そのあたりが任天堂に差を付けられた理由の一つだろう。

もっともこのャ潟Vーやコンセプトも、時間が経つと風化するようで、任天堂も最近はやや退潮気味のようだ。

それはともかく、私個人にとってソフトのラインアップが最も魅力的なゲーム機は、ソフトがやたら大量にあるPS2以外ではDsとなる。 これはあくまで個人の好みなのだが、それ以外にも任天堂がDsの対象ユーザーとして、当初から高齢者も視野に入れていた、ということもあるかも知れない。 指先の敏捷さのみを競うようなアクションゲームだけではなく、脳トレや推理系などの大人向けのソフトなども、最初から考慮していたのだろう。

例を挙げれば、逆転シリーズ、アナザーコードなど元リバーヒルの鈴木氏の作品等々。 と書いていたら、なんと琥珀色の遺言の続篇「藤堂龍之介 亜鉛の匣舟」がDSで発売されていた! 懐かしや懐かしや、20年前にPC98で耽溺した大正浪漫の世界に、又浸ることができるとは。 早速購入。(笑)


しかしこのDSには一つだけ致命的な欠陥がある。 テレビ画面出力ができないことだ。 なにせDSには画面が二つある。 上の画面をテレビ出力するのは特に困難はないだろう。 既にドイツだかのエンジニアがテレビ出力システムの試作を発表している。

問題は下の画面である。 これは単に「見る」だけではなく、スタイラスでなぞったりつついたりしなければならない。 これを単純にテレビに出力しても、まさかテレビをつつくわけにもいかないので、結局は手元のごく小さな画面で操作しなければならない。 これではテレビ出力の意味が全くない。

このあたりの問題は、原因がハードウェアの根幹によるものなので、ソフト的に或いはサードパーティーによる改造程度ではいかんともなしがたい。 そのようなわけでDSのテレビ出力システムが存在しないのだろう。

ともあれ、あの小さな画面を見つめ続けていると、目の疲労は尋常ではない。 このところ暫くDSのゲームをやらないのは、それが唯一の原因である。 とにかく翌朝になっても目の疲労が回復しないのだ。 翌朝どころか3日たっても中々回復してくれない。 このままDSをプレイし続けると失明するのではないかと心配した程だった。 それでこのところDSは封印したままだったのだ。

ところが、ふとしたことで、Dsilというマイナーチェンジ版が発売されていることに気がついた。 早速任天堂のHPでDsiと画面を比較してみると、画面の見やすさは大変な違いである。 恐らくは高齢者ユーザーから「画面が小さくて見づらい」というレメ[トがあり、任天堂もそのあたりを考慮したのではないだろうか。

これならテレビ出力をしなくてもDSのゲームがプレイできるのではないか、と悪魔が甘やかな声で私を誘惑する。 毒喰わば皿まで、ついついそれに耳を傾けてしまったのだ。

まあ、それで逆転検事や藤堂龍之介シリーズがプレイできるのなら、悪魔にでも鬼にでも喜んで魂を売るぞ。(;´Д`)