閃の軌跡1 その1
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もう二度とやらないと思っていた閃シリーズだが、プレイできるゲームが完全になくなり、閃1の再プレイとなってしもた。
改めてプレイしてみると、閃シリーズの1では、エンディング直前までならそこそこ楽しめることがわかった。
ゲームののりもクロスベル編に近く、抵抗感はない。
但し、エンディング間際で騎神が出て来ると、途端にガキガンダムゲームとなり、バカバカしくなる。
エレボニア帝国の士官学院は、帝都からやや離れた小都市トリスタにあり、そこでの士官候補生たちの物語である。
当時のエレボニアは、貴族と平民の間で反目が高まり、貴族の領地には独自の軍隊迄おかれていて、帝国宰相のオズボーン率いる政府軍とは諍いが絶えないありさまだった。
士官学院生も当初は貴族出身者と平民との間で諍いが盛んだったが、やがて融和し、「7(Ⅶ)組」という独自のクラスまで出来た。
地方の小貴族出身の「リィン」は、辺境の出身者であるガイウスや、帝国最大の兵器会社令嬢のアリサ、大貴族の侯爵令嬢ラウラ・アルゼイド、機甲師団長の令息エリオットなどと強い友情で結ばれるようになった。
ガイウスは「ノルド」という、北方の辺境の出身だが、これは実世界ではモンゴルに相当するのだろう。
そして遊撃士から教師に転校した「サラ教官」にしごかれ、異変が続出する旧校舎などを探索する。
また、軌跡シリーズの特徴である「依頼」が出され、リィン達はそれを解決して行き、次の章に進むという、いつものスタイルなのだ。
要は官製遊撃士ということである。
更には、実技テストや外部地域での特別実習もあり、学院内とトリスタの街、実習地とあちこちを渡り歩く。
毎度お馴染みのブルブランや、放蕩皇族とためぐちのその盟友?、ヨシュアやエステルにレンなど、見知った連中が続々登場するのも、シリーズものの醍醐味である。
この間、帝国はクロスベルやノーザンブリアなどの自治州を次々に侵攻、制圧し、帝国領とする、文字通りの帝国主義活動を実行する。
というわけで、最終章までは楽しくプレイできるが、トリスタに来襲した反乱軍(例の「身喰らう蛇」主導の帝国解放戦線)との戦いで、ついに禁断のガンダム騎神が出て来て、あとはハチャメチャとなる。
敵の騎神との一騎打ちに敗れたリィンは、自分の騎神ヴァリマールの主導で脱出し、閃の軌跡2へと続いてゆく。
閃の軌跡2へ続く
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