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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その579 S.T.A.L.K.E.R.でないS.T.A.L.K.E.R.その2編

2012-10-30 10:38:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.
このMetro 2033の最大の欠点として、セーブはオートセーブのみでユーザーによるセーブは一切できないという点がある。 よって死んで直ぐ前のセーブデータから再チャレンジということもできない。 直前のチェックャCントから延々と同じ作業を繰り返さなければならない。 章ごとのロードは可能だが、その場合はかなり前から再開という形になる。

このオートセーブのみというシステムには、私は大反対である。 最近のゲームではこのシステムが多いようで、CrysisやF.E.A.R.も1ではいつでもどこでもセーブ可能だったのに、2以降ではオートセーブのみに改悪されている。 

さて大分眠くなってきたぞ、このあたりでセーブして今日は終わり。 オモロイゲームに満足してご就寝、後は明日のお楽しみ・・・ というのができないと、この省エネ省電力のご時世に、一晩中マシンをつけっぱなしということになる。 セーブさえできればこんな馬鹿なことはしなくて済むのに。

もう一つ残念なのは、その雰囲気の良さとゲームとしての使い勝手の良さが両立されていないという点で、私個人の好みではやや使い勝手に重点を置いたあたりが好ましいが、これは個人の好みによるだろう。


私の場合最も苦労したのは破損したガスマスクの交換及びそのフィルター探しである。 フィルターなどのアイテム類はある程度地面に落ちているのだが、これが非常に探しにくい。 何かに隠れて見えにくいということではなく、あることはあるのだがアイテム類があるステージは敵が出現する率が高いので、おちおち探していられないという意味である。

ようやくフィルターを見つけると敵に襲われる。 逃げるのが精一杯で入手できない。 必然的にフィルターのスペアが切れる。 切れれば呼吸困難であえなく討ち死に、という流れである。 

しかもチェックャCントからの再開では、既にスペアが切れかかっている場合が大半なので、探している間に又討ち死にという悪循環。 この場合はチェックャCントからの再開ではなく、章のロードしか手はないが、その場合は延々と前回と同じ作業を繰り返すことになる。 

更にS.T.A.L.K.E.R.やFalloutのように自由度が高くないので、前のマップに戻って買い求めるということもできない。 完全な一本道であり、通り過ぎた場所には二度と戻ることは出来ないのだ。

悪いことにフィルターは後半になると売店では売っていないし、ガスマスク本体はそもそも売店にはない。 落ちているものを探すしかないのである。 前半で最大限買い占めて置かなかった私の落ち度ではあるが、このあたりは予備知識がないと思いつかないことである。


要約すると、雰囲気とストーリー、それにグラフィック面では最高クラスだが、ゲームバランスにやや難があり(S.T.A.L.K.E.R.程ではないが)、ユーザービリティの面では高い点数はつけられない。

私の場合はロシア・ウクライナ・チェコあたりの東欧製ゲームが感性的にあっているようで、CryostasisやこのMetro 2033などのように一般受けしないゲームが好きという変な趣味なのだ。 暗鬱な雰囲気と設定、陰鬱なグラフィック、どうなるのか先が読めない進展、このあたりが楽しい。 その反面、ゲームバランスの悪さ、取っつきの悪さ、ユーザビリティの不備などのかなり重大な欠点もある。

同じ東欧製でもUbersoldierのように雰囲気無視の只の撃ちまくりゲームは好みでない。 (注 Ubersoldierの出来自体は決して悪くない ただ感触が合わないだけ)

S.T.A.L.K.E.R.は良くも悪しくも東欧製ゲームの特徴を全て備えていながら、(比較的)一般受けもするという希有のゲームである。 とはいえ、S.T.A.L.K.E.R.の名前は知っていても、実際にプレイした経験のある人は、意外に少ないような気がするが・・・

このMetro 2033対しては私個人の評価は非常に高い。 しかし、S.T.A.L.K.E.R.やCryostasisなどと同様、合う人と合わない人がある。 最高クラスの評価を与える人がいる反面、駄作クソゲーという人もいる。 その辺は好みの問題なので、合うか合わないかは実際にプレイしてみるしかないだろう。


尚、設定ファイルがあちこちに点在しているのも、バックアップという面からは煩わしい。

セーブデータ  C:\Users\*\Documents\4A Games\Metro 2033

設定ファイル user.cfg
1 C:\Users\\AppData\Local\4A Games\Metro 2033  2939バイト
2 *:\steam\ hsteamapps\common\metro 2033  2939バイト
3 *:\steam\steamapps\common\metro 2033   4725バイト


~>゚)~~~の足
このMetro 2023、フリーズした後起動したら、「前回のプレイは異常終了 セーフモードで起動しますか?」というメッセージが表示された。 念のためセーフモードで起動したら、フリーズした所もスムーズに進行した。 どうやら一時的に画質を落として起動したらしい。 OSならともかく、ゲームで「セーフモード」というのも珍しいが、まあ親切モードということか。


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その578 S.T.A.L.K.E.R.でないS.T.A.L.K.E.R.その1編

2012-10-28 13:12:00 | ゲーム一般
Metro 2023 S.T.A.L.K.E.R.でないS.T.A.L.K.E.R.

あの奇跡の名作「S.T.A.L.K.E.R.」(発音は「スタルカァ」に近い)の前任プログラマが、GSCを退社して設立した4A Gamesの作品でウクライナ産FPSである。

ロシアの作家ドミトリー・グルホフスキーの同名の小説が原作であり、邦訳もあるが未読。 小説の方は続篇のMetro 2024が既に発売されていて、ゲームの続篇も4aゲームスで制作中とのこと。 「Metro: Last Light」というタイトルになるらしい。


核戦争後のモスクワの地下世界を舞台に、ミュータントの襲撃に苦しむ地下鉄駅で暮らす青年が、遠く離れた地下都市に助けを求める旅に出るというストーリー。 核により汚染された世界を描くという点では、S.T.A.L.K.E.R.は勿論Faul Outとも相通ずるところがある。

あのS.T.A.L.K.E.R.の前任者の作ということで、雰囲気的にも似ているとなれば、これはもう買わずにはおられまい。(笑) 残念ながら日本語化MODはないので、日本語版を購入した。 STEAMなら800円で手に入るのだが、こちらは未開封中古で4400円。 高いですなあ・・・ しかし、この種のストーリーものは英語では敷居が高すぎるので、やむを得ないか。 尚日本語版では音声も日本語になっている。


S.T.A.L.K.E.R.とは一見したところ雰囲気は非常に良く似ているし、銃撃戦シーンはスタルカァそのものと言ってもいい位。 但しゲーム内容はかなり異なる。 

まず第一に、このMetro 2023は小説をほぼそのままゲーム化したものだが、S.T.A.L.K.E.R.はストルガツキーの小説「ストーカー」とタルコフスキーの映画から世界感と設定の一部を借用しただけで、内容は小説や映画とは全く異なる。

次に、S.T.A.L.K.E.R.のオープンワールドに対して、こちらは地下鉄の中という閉鎖空間での進行であるのが大きく異なる。 したがって完全な一本道のゲームであり、自由度は全くないと言って良い。

ジャンルとしては一応FPSとされているが、実際にはCryostasisなどと同様に「FPS風味のあるアクションアドベンチャーゲーム」というあたりが正しいのではないか。 内容的には、撃ち合いよりも探索に比重がかかっているように思えるからだ。


このMetro 2033、雰囲気面では最高クラスだが、ユーザーインターフェイスの面では問題が多すぎる。

HUDを廃し画面上のマガジンで残弾数を確認するなど、リアルさと没入感追求の意図は見られるが、はっきり言って使いやすいとは言えない。 通常は右下などに残弾数/総弾数が数値で表示されるが、Metro 2033では総弾数はホイール回転で表示されるが、残弾数は数値では表示されないのでなんとも不安である。

体力も通常は数値では表示されず、画面が赤くなるとダメージがあるということらしいが、これもわかりにくい。 

しかもmedikitなどのアイテム類は、使わないと残数が表示されないのも不安である。 マウスホイールを回した時に一時的に表示はされるが、すぐ消えてしまうので確認しづらい。

更には、武器を構えた状態では目的へのマーカー(日記と表記されている)などは表示できない。 通常マーカーは画面の左右いずれかに置かれていて、右下に表示される武器と常時同時使用が可能というゲームが多い。

しかしこのゲームでは、マーカーを表示するにはmキー(デフォルトでは)を押すのだが、その際には武器は収納されてしまう。 

再び武器を構えるには再度mを押してマーカーと日記をしまわなければならないが、その一瞬のタイムラグで敵にやられてしまうこともしばしばある。 これはやはりユーザビリティとして良くない。

日本語版ではセリフや説明のテキストの色が背景の色と似ているので、かなり読みにくい。 特定の部分にカーソルを合わせると、その物体に対応するアイコンが表示されるが、これも背景と紛らわしく見づらい。

又、AMMOやガスマスクのフィルターといった重要アイテムの入手が困難であり、特に後半ではフィルターは入手難で、その点では難易度はかなり高い。

サウンドやグラフィックのクォリティは非常に高く、雰囲気的には最高の部類に入る。 その割りには重いという感はあまりなく、その点では良く出来たゲームと思う。 但し一本道ゲームのためプレイ時間は短い方である。 私のゆっくりプレイでおよそ30時間弱程度か。 これはフィルター探しやeボタン連打のアクションシーンで時間を費やしたので、速い人なら10時間程で上がれるかもしれない。(アクション苦手((´・ω・`))

特に陰鬱暗鬱絶望的な地下鉄での生活の描写は素晴らしいが、あまりにも悲惨すぎてついていけないと感じる人もいるかも知れない。 その位リアルでメランコリックな雰囲気なのである。

細く頼りないライトを頼りに暗黒のトンネルを彷徨うと、不安感と恐賦エはいやが上にも増す。 暗い画面と遮蔽物に隠れて襲い来るクリーチャー、不足しがちなAMMOとMedikit、安全な場所にたどり着いた時の安心感と脱力感。 ややゲームバランスに欠けているが、いずれも非常に効果的ではある。

蛇足だが、昔(80年代)にはゲームのバランスを表す言葉として、「ゲームバランス」と「プレーヤーバランス」という2つの言葉を使っていた。 ゲームバランスの方はシステム的な面も含めてのバランス、プレーヤーバランスは主としてプレーヤーのプレイ面での評価だったと思う。 現在で言うプレイアビリティやユーザビリティに近いものと思われる。 それがいつの間にかプレーヤーバランスと言う言葉は使われなくなってきた。 現在では死語に近いのではないか。

                        続く


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その577 ネットが無い時代何をやってたか編

2012-10-25 10:55:00 | おもしろ不思議
「ネットが無い時代、お前ら何やってたの」というスレが暴チャンネルにあった。
「特に80年代から90年代」だそうである。

さて、私の場合は?

80年代にはインターネットはなかったがそのかわりパソコン通信というものがあった。 (今でもあるが) いわゆるBBSである。 大手ではアスキーネットやニフティ・テレスター、NEC主催のビッグローブなどがあった。

当時はブロードバンドなんてものはなかったので、通常の電話回線に弁当箱位の大きさの音響カプラーを装着(送話口受話口にかぶせる)して行っていた。 通信速度は現在から見ると信じられない位の低速だった。 初期の速度は300ボーとかそんなものではなかったか。 おまけに通信中はピーヒャラメ[ヒャラと、やたら騒々しい音をたてる。

82.3年頃だったか、上野の松坂屋で「日本草の根BBS大会」(正確には違うかもしれないが、およそそんな内容のイベント)が開かれ、私も訪れてみた。 おもろそうやなと思ったのが運のつき、凝り性の私ゆえ、後は一瀉千里のめりこんでしまった。

でも今振り返ってみると、現在の進歩したネットよりその頃の草の根BBSの方が数段楽しかったような気がする。 ハードウェアもソフトウェアも現在とは桁違いに貧弱だったのにである。 

貧者の幸福というものかも知れないが、その頃の友人とは随分長くつき合い、10年ほど前迄続いた人もいた。 しかし、その友人達も次第に音信不通になり、この数年は当時の友人達とは全く無縁になってしまった・・・


それで80年代90年代には、私は何をしていたか?

今とあまりかわらないような気がする。 

パソコンを始めた81年頃からゲームにのめり込み、次第に自分でもゲームを作りたいという気持ちが強くなった。 80年代の中頃に98を手に入れてからは、独学でCやアッセンブラを学び、今のフリーソフト、当時はPDSなどと言っていたが、そんなものを作り始めた。

最初はグラフィックを扱う記述を知らなかったので、テキストオンリーのゲームから始まり、後にグラフィック関係のツールが出て来てからは、フリーの画材を使ったアドベンチャーゲームなどを作った。 音楽も自前で作ったりしていたのだ。 今思うと根気がありましたなあ・・・

しかし、私には画才というものが全くなく、コップを使って丸を描くことすら出来なかった。 つまりグラフィックを入れたゲームは自分一人では製作できないということである。

それで仲間を募ってゲームを作り始めた。 いわゆる同人ゲームという奴である。  その内に商業化の話しが持ち上がり、会社を設立現在に至るということなのだが、それで良かったのか悪かったのか。

会社を作ってからは随分とひどいめにもあってきた。 いずれ詳しく書くつもりだが、今でも思い出す都度はらわたが煮えくり返るという記憶もある。

でも過去の時間に戻って人生をやり直せるとしたら、私はなにをするだろうかと考えてみると、やはりゲームを作っていたかも知れないなとも思う。 因果というのか妙なもんですな。


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その576 死後の世界編

2012-10-23 14:01:00 | おもしろ不思議
死後の世界というものに興味を持つ人は多いだろう。 まして私のように老齢となり、いつ死んでもおかしくない(・_・、)という人間には、死後の世界或いは再生という問題には大きな関心があるのは当然だろう。

で以下のニュースである。

ロケットニュース24より
http://rocketnews24.com/2012/10/17/257317/
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最近になって、とある脳神経外科の権威の主張に世界が衝撃を受けている。
長らく来世(死後の世界)を否定してきたエベン・アレキサンダー博士は、
過去に7日間こん睡状態に陥った経験を持つ。彼はこの経験から「死後の世界はある」と主張し、 その内容が米有力紙に掲載され世界的に注目を集めている。その彼の経験とは?
 
エベン博士は2008年に急性細菌性髄膜炎という重い病にかかり、脳の新皮質に深刻な
ダメージを受けてこん睡状態に陥った。ハーバード大学で教育を受け、25年にわたって
神経外科医として一線で活躍する彼は、病気以前に死後の世界を否定していたのだ。
クリスチャンではあったものの、決して熱心に信仰している方ではなかった。

ところが病から復帰した後は、来世に対して肯定的な意見を持つようになった。
それは彼自身の経験によるものだった。博士によれば、死後の世界では脳から独立した 意識が現実とは異なる世界を旅していたという。青い目の美しい女性に出迎えられたその世界は、 大きなピンク色の雲(のようなもの)が果てしなく広がっていたという。
(以下略)
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一言で言えば、これは単なる昏睡中(臨死状態)の幻想・夢である。 身も蓋もない言い方ではあるが、それが事実なのだ。 死後の世界などとは何の関係もない。 どんな偉大な科学者であろうと、死ねばそれっきりである。

もしこれが、「完全に死んでから再生して」の言なら又別だ。 しかし、この昏睡中の状態は「死んでいた」のではない。 単なる昏睡なのだ。 要は寝ていただけのことである。 だから単なる夢であり幻想ということになる。


死は単に脳が活動を停止した状態である。 脳が機能しなくなれば意識もなくなるし、死んだ後には何も残らない。 完全な無である。 当然死後の再生(リーインカネーション)などというものもあり得ない。

私は超常現象の類は一切信じないから、生まれ変わりなどというものも信じない。 但しその願望はある。 もう一度生まれ変わって生きたいという願いはある。 しかし死後の再生などは信じられない。 だから宗教というものは全く無関心であり、無関心を通り越して毛嫌いさえしている。

恐らくは死後の再生を信じられる人の方が幸福だろう。 死んでも来世があると思えば死の恐浮熄ュなくなるのではないか。(だから自爆テロなどもできる)  ところがそれを信じられない人間は不幸である。

死後は自分の意識は全くなくなり完全な虚無であると思うと、死への恐浮ヘいや増すばかり。 自分が全くなにもなくなってしまうのは浮「、死は恐ろしい、死ぬのは嫌だ・・・というわけである。

もしこれが、私が末期癌であり非情な苦痛があるとすれば、又別の話。 こんな苦しいのは嫌だ、もう一刻も早く死にたいと思うだろう。 しかし生憎(w)私は老いてはいても全く健康であり、特に苦痛などはない。 だから余計死にたくないのである。


数年前に親しい友人が死んだ。 彼は私に取って息子のような存在であり、最後の親しい友人であった。 彼の死後、私には知人はいても友人はいなくなってしまった。

彼は死後の世界、再生を信じていた。 彼の生まれ変わりは存在しているのだろうか。 存在しているとしたら、どこでどのような生活をしているのだろうか。 死後の再生など全く信じない私が、そんなことをふと考えてしまう今日この頃である。


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その575 グーグル流編

2012-10-21 09:15:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.
クロームの最新版22.0では右上のレンチマークが無くなり、その替わりに四角い格子状のマークになった。 それはまだよいのだが、動作の設定で「基本設定」メニューがなくなってしまった。

検索の候補表示は常に新しいタブが開くので、候補を幾つかクリックしてゆくと開いているタブが膨大な数になる。 これはメモリを大きく圧迫するので、ゲームをしながら何か調べる時などには非常に困る。

しかも、この設定は基本設定メニューがなくなったために変更することが出来ないようで、手の打ちようがないのだ。 こんなことはユーザーの選択に任せればよい。 Tab Position Customizer 2.8.2というアドオンで可能にはなるが、こんなことは本体の設定ですべきことだろう。

又、IE用のグーグルツールバーでのATOK入力では、2字目以降がローマ字入力のようになり、まともに入力できない現象が発生した。 これは私以外にもかなりのユーザーから報告されているが、グーグルからはなんの対応もない。

解決方法は以下の通り
http://akira918.blogzine.jp/akira918/2012/03/google_atok_002.html

グーグルツールバーの「検索」の右の▼をクリック
「管理」をクリック
左のメニューから「全般」をクリック
「インスタント検索を有効にして検索や閲覧を高速化する」のチェックを外す

これでOKだった。


しかし、一体にグーグルの製品には、ユーザーの好みや使い勝手を無視した変更が非常に多い。 ツールバーの検索ウインドウでの入力文字が小さくて見にくい(4.0以降?)という指摘は随分前からされていたが、全く修正されていない。

この点について「自動的にアップデートしない方法」をグーグルのBBSで質問したユーザーがいたが、グーグルのオペは「グーグルでは優れた製品をお使いいただくために、常に最新のアップデートを皆様にお送りしております」という、全くの的外れの回答ともいえない回答をしただけで、具体的な方法は何も書かなかった。

別の全く関係ないユーザーがアップデートしない方法を具体的に書いていた。 グーグルのあまりといえばあまりな態度に怒ったのだろう。 かなり皮肉な(オペに対して)口調だった。

この自動アップデートしない方法は、レジストリ変更など多種の手順が必要で、有効ではあるがかなり面唐ナある。 しかも一度対応してもいつの間にか又強制アップデートされている場合もある。 自動アップデート回避を回避するための対策がなされているのかも知れない。

そのようなわけで、暫く前から私はグーグルツールバーをやめてヤフーを使用していた。 こちらの方がグーグルよりはましだが欠点も多い。 最大の欠点は末ェ弱くて遅いこと。 

S.T.A.L.K.E.R.関連のサイトはロシア語(キリル文字)が多いが、ヤフー末?クロスランゲージだったか)はロシア語には対応していない。 対応言語は22程度だったか、グーグルに比べて非常に少ない。 又末フ速度もやたら遅いし、末フ質の面でもかなり劣る。 

なにより困るのは「戻る」ボタンで戻るのが非常に遅い(数分かかる場合もある)か、いつまで待っても前のページに戻らない場合も多い。 あちら立てればこちらが立たずという状態で、難儀なこっちゃ、何か良いツールバーはないものか?


クロームではそもそもブックマークのショートカットキーがないという、非常に困った状態が未だに続いている。(最新版 バージョン22.0) これもグーグル発表当時から随分言われていたことだが、なんの修正も行われていない。 

アップデートの適用にせよ、ツールバーの文字サイズにせよ、ユーザーの選択に任せて何が悪いのか? ユーザーの好みや使い勝手はその人により多種多様なのだ。 それを一律に強制するからこのような問題が発生するのである。

虫眼鏡で見なければ見えないようなフォントサイズを強要されるのは、老眼で小さい文字が見えにくくなっている者にとっては非常に辛いのだ。

この種の問題に対するグーグルの態度は、正に「棍棒を持った人間は振り回さずにはいられない」というあの状態である。 一度覇権を握れば、ユーザーの好みや操作性など全く意に介さないという見本だろう。