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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その82 輪廻の輪が巡ってきても編

2009-08-26 15:52:00 | ノンジャンル

はや一週間になってしまつた。 彼がいないということが未だに信じられない。 実感がわかないのだ。 「やあ・・・」と電話から声が聞こえてきそうな気がしてならない。

仕事の方はどうやら行けそうな感じになってきたが、例えヒットしても一緒に喜んだり悲しんだりしてくれる人がいないと思うと、何とも言えない脱力感と無常観を感じる。

順当ならば私が先に逝き、みとってもらえるのかなと思っていたのに、年老いた私が見送るなんて・・・ ただただ悲しく寂しい。 

出来得れば全てをリセットして元に戻したい。 かなわぬこととはわかっていても、強くそう思う。 彼は輪廻再生を信じていたが、例え輪廻の輪が巡ってきても、20年も後では私はもうこの世にいないだろう。 だから今戻ってきて欲しいのだ。



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その81 ノブレス・オブリージとニセ医者編 続き

2009-08-20 09:47:00 | ノンジャンル
ノブレス・オブリージとニセ医者の続き

閑話休題・・・

私は非常に腕の良い柔道整復師を知っていたので、通常ならすぐその骨接ぎさんに駆け込んだ筈だった。 生憎この先生サイクリングが大好きで、年末年始には必ず長期のサイクリングに出かけてしまうのが常だった。

この時も1週間程のツーリングでお留守。 他の柔道整復師や開業医もお正月の元旦では全てお休み。 というわけで、やむなく大病院のお世話になることになった。

病院の名前は書かない。 しかしN医科大学付属病院と書けば、大体おわかりであろう。 東京でも屈指の大医大病院(と思われている)である。 そこへタクシーで母を連れて行った。 

型どおりの手続きと診察待ちに結構時間がかかる。 腕を骨折している患者なのだ。 幾ら生命に関わらない怪我とはいえ、もう少し迅速な対応は出来ないものかと思う。 が、ここまではまだ良い。 良くないのは、非常に良くないのは、医師が診察を始めてからだ。

若い医師二人、交互に母の腕を診察する。 「骨折ですね。」 そんなこといわれなくても見りゃわかる。 で、これ又型どおりに整復をする。

しかし・・・ この医師たち、二人鰍閧ナも整復が出来ないのである。

見かねた看護婦さん、
「あなた方何科のお医者さんですか?」
(この位の大病院だと、看護婦と医師が全て顔見知りというわけでもないようだ。)

医師たち「俺達ゃ整形外科の医師だよーん!」 

唖然・・・ 整形外科の専門医が二人もいて、一番基本、一番初歩の整復さえ出来ないのか! 母の骨折はいわゆる単純骨折で、素人目に見ても特殊な折れ方をしているとは思えなかった。 度胸さえ有れば、私にだってできたかも知れない。

さんざん押したり引いたりした挙句、「整復は出来ないからこのまま固定しよう」。 その間の母の苦痛を思うと・・・ そしてもギプスの用具を探し出した。 しかし中々見つからない。 医師のくせにギプスの置き場所さえ知らないのか。 お前らそれでも医者か! と胸の中で罵りつつ、私はひたすら待った。

ようやくギプスの置き場を見つけたが、このバカ医者共今度はギプスの巻き方がわからない。 「えーと・・・ どうやるんだっけ・・・」 さんざん試した挙句、しごくいい加減な巻き方で、ギブスともいえないギプスを巻いた。 これがギプスなら、俺が巻いているハラマキは、神さまのギプスだ。 こっちの方がよっぽど具合がいいからね。

このニセ医者の名前は、ひとりが吉田(実名を出す、断固として出す)ともうひとりは失念した。 整形外科の医師が整復も出来ずギプスを巻くことも出来ないと言うのは、タクシーの運転手が車の運転ができない、というようなものだ。 

あなたがタクシーに乗った際、運転手に「すみませんお客さん、私車の運転が出来ないのですが」と言われたら、あなたどうする?

念のために書くと、この病院の全ての医師がこんなエセ医者というわけではない。 数日後に再度診療に行った時の医師は、2秒で整復し直し3分でギプスを巻いた。 文字通りあっという間の早業であった。 こういう医師もいることはいたのだ。

そしておまけ。 2週間に一度のギプス交換の際、言われた。 「朝は8時迄に来て待っていてください。」 母は当時既に相当の高齢で、支度にも時間がかかる。 そんな時間に病院に来て待機するのは困難なのである。

「8時に来ればすぐ見てもらえるのですか?」 「いえ、診察は11時頃になります。」 見れば、足を怪我した若い患者が廊下に立っている。 椅子は幾つかあるが、全て満席なので仕方なく松葉杖をついて立ったままだ。 看護婦も医師もそんなことにはまるで無関心。 

高齢者であろうと足を怪我していようと、自分達の都合が最優先で、患者
へのいたわりの心など露ほどもない。 年寄りや足を怪我した者が、立った
ままで数時間も待つことが、どれほど苦痛なのか、この人たちは考えたこと
もないのだろう。

この医師の中にあの吉田もいた。 これで私はキレた。 「もう結構!」
母を連れて私はこの白い虚塔を出た。 

この大学病院、現在では高度救命救急センターなど備え、都内でも有数の大病院とされている。

病院案内には、「現在地上8階の白亜の中に近代医学の粋を結集して,日夜約2,000名の職員が「よいチームワークで患者中心の理想的な病院づくり」を目標として,医療に貢献しています.」などと書いてあるが、私は全く信じない。

整復もギプスを巻くことも出来ない整形外科医がいる病院が、「近代医学の粋を結集」しているとは到底思えないし、患者に不要な苦痛を与えるような医師がいる病院が「患者中心の理想的な病院」とは、さらに信じられない。 信じられるのは「白亜」の虚塔という所だけである。

この病院では、上に書いた事件の前にも、別の診療で訪れた際に幾度か不快な思いをしている。 いずれも診療の技術の問題というより、患者や家族へのいたわりの心が見られない、ということによるものである。


患者を人として見ず、単に病気や怪我のある「モノ」としか見ないような病院は、どんなに高度な技術を持っていても、どんなに優秀な設備があっても、信頼するに足りない。

私はもし事故などにあっても、この病院にだけは搬送されたくない。 設備は貧弱でも人を人として扱ってくれる医師のいる病院に行きたい。 だから、救急隊員がここに搬送しようとしたら、上に書いたことを語り、他の病院に連れて行ってくれとお願いするつもりである。 もし、その際に意識があって話しが出来る状態であれば、のことだが・・・

(注 先日搬送された病院は、幸いにしてこの病院ではなかった。 良かったね(笑))



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その80 ノブレス・オブリージとニセ医者編

2009-08-16 16:12:00 | ノンジャンル

<ノブレス・オブリージ(noblesse oblige)>とは、高貴なものが担うべき義務(自由国民社 『現代用語の基礎知識'98』)である。

猿の群れでは、ボス猿は全ての雌を独占し、一番先に餌を食い、全てに優先的な権利を持つ。 そのかわり、ひとたび敵と遭遇した時には、群れを逃がして自分は最後まで踏みとどまり、敵と戦わなければならない、という義務がある。 これがノブレス・オブリージである。

(もっとも最近の観察によれば、敵と遭遇した時には、ボス猿は一番先に逃げ出すそうだ(笑) ことわざと現実には、しばしば懸隔があるという実例である。)

ドイツ空軍の爆撃下のロンドンで、「こどもたちは疎開させたのか」とメディアに聞かれた英国女王の言葉。「こどもたちはわたしが逃げない限り、逃げません。 わたしは王が逃げない限り、逃げません。 そして、王は決して逃げません。」

又、フォークランド紛争の際には、英国のチャールズ皇太子は垂直離着陸機空母インビンシブルの、シーハリア戦闘爆撃機のパイロットとして従軍し、敵機を撃墜したという話しを聞いたことがある。 しかし、これはどうやらヨタ話で、実際には多目的ヘリシーキングの搭乗員だった、というのが真実のようだ。

とはいえ、フォークランド戦争中の英国軍の被害は、シーハリア、ハリア合わせて被撃墜数10機、それに比べてヘリの被撃墜数は25機と、圧涛Iにヘリの損害が大きい。 非常に危険な職域だったことは間違いない。

第二次大戦中の皇室でも、皇族の一部は軍人となったが、戦死の危険性がある最前線には決して配属されなかった。 無論戦死した皇族など皆無である。 少なくとも皇位継承権上位の皇族の戦死はなかった筈だ。 

明治維新後、日本は欧米から数々の風習や理念、知識を導入したが、その中にはノブレス・オブリージはなかったようだ。

ここまでが、例によって本文より長い前振りである。


そのノブレス・オブリージの最も欠けている例を、私は実体験している。

医師と言えば、社会的に多大の尊敬を受けている存在であり、人の生命を救うという職業は、尊敬を受けるのにふさわしい職業である。 故に医師の収入は平均的日本人より遙かに高く、社会的地位も同様である。 例えその医師に直接患者として診療を受けていなくても、「先生」という呼称で呼びかけるのが常であろう。 それだけの尊敬を受けるだけの行為を、彼らはしているからである。

しかしながら、それらの尊敬の念に全くふさわしくない医師も、少数ではあろうが確かに存在するのである。 

もう10年以上前のことになるが、母が深夜(というより既に明け方)廊下で転唐オ、腕を骨折したことがある。 悪いことはその夜は大晦日だった。

通常の単純骨折の場合、整形外科と柔道整復師では、回復の速度が大分違う。 無論骨接ぎの方が速いのだ。 (勿論複雑骨折で大出血などという場合は別である。) 整形外科では、整復しギブスをはめてしまうと、後は骨がくっつく迄は何もしない。 せいぜい2週間置き位にギブスを交換し、レントゲンを撮る程度である。 骨接ぎでは毎日入念にマッサージし、自家製の湿布薬(にわとこの木の黒焼き)を貼ってくれる。 この違いは大きい。

西洋医学は万能ではない。 ある種の怪我や病気には、東洋医学の方がより効果がある場合がある。 不定愁訴的な痛みに対しての鍼や、単純な骨折捻挫の場合の柔道整復師がその良い例である。 但し、柔道整復師はともかく鍼などの場合は、その効果の作用が論理的に解明されていない。

どのようにして効くのか、何故効くのかは、生理学的病理学的な考察は全くといっていい程されておらず、ほとんど不明のままである。 治療の技術も全て経験則によるもののみである。

それでも鍼は効く。 但し、その効能は個人差が非常に大きく、効く人は劇的に効くが、効かない人はほとんど効かない。

以下続きへ


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その79 あってはならないアブナイシーン編

2009-08-13 15:54:00 | ノンジャンル
あってはならないアブナイシーン。

という程のことでもないが、通常あり得ないプラットフォームやその縛りなどでのアブナイシーンといったような意味である。 タイトルだけ見て過剰な(或いは異常な(笑))期待をした人、ごめんなさいね。

つまりコンシューマーゲームやPC一般ゲームでは、当然「その手」のシーンはご法度だが、中には限りなくPCエロゲーに近いシーンも、ごく希ではあるがあることはある。 その幾つかをご紹介というわけである。


PCゲームではコンシューマーゲームのようなハードウェアメーカーによる規制もなく、自主規制団体もかなり後(1992年)になるまでなかったので、初期の頃(80年代)は、性表現に関しては曖昧というかいい加減というか、今から見ると羨ましいような状態だった。

80年代初めには、既に光栄から「団地妻の誘惑」、「オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか?」などの立派な?エロゲーが発売されていた。 現在のエロゲと比べてもいささかも劣らない(但し、性表現においてのみ(;´Д`))、あっぱれなゲームではありました。

エニックスからは「ロリータシンドローム」、スクエアからは「アルファ」など、今は虫も殺さぬ(笑)顔の大メーカーからも、かなりアブナイ内容のゲームが発売された。 といってもコーエーに比べれば、こちらは裸がチラッと出ている程度の可愛いもの。

エニックスはその他にも「エルドラド伝奇」の全裸水浴シーン、「アンジェラス」の合体シーンなど、結構「その手」のシーンが多い。 勿論現代のエロゲのようなハードなものではなく、肝心な所はちゃんと隠されているにしても、これだけえちシーンを入れるとは・・・ エニックスにはえちが好きな人が多かったかどうかは、わしゃ知らぬ。 

コンシューマーの方では流石にこのような「ちらエロ」さえほとんどない。 しかし全くないわけではない。 これでよく*ニーが黙って出させたなと思うようなものもたまにはある。

その一つがfogの「風雨来記1」で、ヒロインとの合体シーンが立派に存在する。 勿論ナニがナニにナニしているわけではないが、ちゃんと裸の男女が重なり合っている。 

「風雨来記2」でも金髪の12歳美少女がヘソどころかその下(非常にアブナイ箇所の0.5㎜程上)迄丸出しでお休み中という、大変嬉しい、もとい、いけないシーンがある。 fogさんはやはりこの手が好きなのか?・゜・(ノД`)・゜・ 全国1千万のスケベ野郎のためにがんがれ変態fog!

リンダキューブではキャンプ中にいつの間にかティッシュが減っていたり、リンダちゃんが「しよう!」と大声を出したり。 fogといいアルファシステムといい、やはり私のご贔屓メーカーはそこらの堅物メーカーとは心がけが違うのである。


それにしても、現在のようにコンシューマーやPC一般ゲームはちらとでもエロはいかん、エロゲはエロ満載でなければいかんという状態より、一般ゲームにもちらちらとエロっぽいシーンが出て来るという昔の方が、おおらかで良かったと思う。 小説や映画ではゲームの世界のように、左と右で真っ二つ、その中間が全くないという奇妙な状態はありえない。 やはり昔の方が自然だったとつくづく思うのである。



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その78 就職試験編

2009-08-10 15:57:00 | ノンジャンル

70社以上の面接に落ちた優秀な女子学生、原因は彼女の「ある行為」。
http://www.narinari.com/Nd/20090812102.html

これが笑える。 

厨獄の非常に優秀な女子大生のお話。 教授のお墨つきが出る位に優秀な彼女は、何故か70社以上の面接に落ちてしまった。 

その原因は・・・
面接試験で会社側に突きつけた契約書にある。

曰く、
「法定休日を必ず保障しなければならない。いかなる理由であろうと、その権利を剥奪してはならない」
「業務範囲以外の仕事――例えば酒の接待など――の強制はしない。乙に対して上司による性的嫌がらせが発覚した場合、当事者を排除しなければならない」。

これを面接会場で試験官に突きつけたそうだ。 試験官は呆れて「もういいよ」。 で70社以上に断られたというわけである。

この契約書の内容そのものは非常にもっともなことであり、入社後或いは試験官から「この会社に就職するについて要望はあるか」と聞かれてから上記の内容を要求するのなら、問題はなかっただろう。

しかし、このお嬢さん、どうやら開口一番いきなり契約書を突きつけ、「これを受けなければ入社してあげないわよ」という態度ではなかったかと想像される。

会社側から見れば、「未だ会社に入ってもいないのになにを言うか」と思うのは当然。

弊社の場合なら?

只一言
「お帰りはあちら~」(;´Д`)

理由は上に書いたとおり。 それにこの女子大生、少しも優秀とは思わない。 就職試験の会場で、開口一番このような条件を出せば会社側がどう思うか。 それを予測もしない、或いは予測しても尚かつ強行するという考え方の人間は、決して優秀とは思えないし、少なくとも日本の会社には不要だ。 不要どころか諸事害になるばかりで、会社のデメリットは甚だしいだろう。

もっとも入社後の要望として上記の件を言われれば、当然「それはもっとも」と言うだろう。 しかし、酒席での接待はともかく、法定休日の遵守などゲーム会社では夢の夢。 平時はともかくロムアップ間際にそんなことを言うゲームメーカー社員は、見たことも聞いたこともない。 

尚、このお嬢さん、これだけ落ち続けても意気軒昂、以後もこの条件の提示を続けるそうだ。 **は死ななきゃ治らない?・゜・(ノД`)・゜・

ちなみにこの記事のコメントは、大半が「バッカじゃなかろか」とか「社会を知らなすぎる」とかいう論調が大半のようだ。